今日は、阪神大震災から22年という日ですね。
あの日、浜松も揺れを感じ、とうとう東海大地震が来たのかと覚悟したことを思い出します。
実際には、朝、家を出る時は、まだ神戸や淡路島にあんなに甚大な被害が出ていることをテレビも報道していませんでしたから、私自身も全くことの大きさが分かりませんでした。
一日を終えて、家路につく頃になって情報が入ってきたのです。
帰宅し、火災が起き、ビルが倒壊し、高架道路が倒れている映像を見て、未曽有の事態だと息を呑んだのを覚えています。
たくさんの方が亡くなり、新聞やテレビの報道に何度も涙しました。
大きな災害を経験し、その記憶を思い起こすたび、
朝を無事に迎え、平穏な夜を迎えられることが、決して当たり前ではないのだということを痛感させられます。
そう考えると、日常の一コマ一コマがとてもいとおしく感じられます。
昨夜の西遠。
図書館の上に、金星が瞬いています。
今朝の西遠。
昨夜金星があった場所には、月が残っていました。
昨夜は「寝待月」。
あまりに寒くて、外に出て撮影しませんでしたので、朝のお月様を撮ってみました。
青い空に溶けそうな、お月さまです。
そんな空の下、登校する生徒たち。
朝の冷え込みにマフラーをぐるぐる巻きつけた、寒そうないでたち、そして重そうな鞄です。
心の中にはきっと定期試験への決意もふつふつと燃えていることでしょう。
今朝は、久しぶりにシジュウカラのさえずりも聞こえ、幸せな気持ちになれました。
穏やかに日々が流れること、その中で生徒たちが豊かに成長していくことを、望まずにはいられません。