真冬の真田丸紀行

1月のとある休日、娘と大阪市内で「真田丸」散歩をしてまいりました。

大阪は不案内なので、冒険旅行のような二人。
「玉造駅」という駅で降り、そこからは、
少し前に「真田丸紀行」をした父に借りたパンフレットの地図を頼りに、
三光神社を目指しました。
知らない街は右も左も分かりません。
というか、割と案内板が少ないのですよ。
しかし、結構「真田丸」ファン・もしくは真田幸村ファンとおぼしきご夫婦とか、親子連れが歩いていましたので、
人の波に乗って、なんとか無事に三光神社に辿り着きました。
三光神社は小高い丘の上といった感じのところにあります。
「ブラタモリ」でも紹介されたように、起伏のある土地。
石段を上がると、おお、抜け穴です!

大坂冬の陣で、真田幸村が大阪城とこことを結んだという言い伝えの、由緒正しき抜け穴でございます。
傍らには、幸村像が建っていました。

お参りをして、お守りを買って、おみくじも引いて(中吉でした!)、
さあ次は、真田丸の顕彰碑を探しに行きます。
大河ドラマ「真田丸」の最後に1分間ほどの「真田丸紀行」という時間があり、ここでも取り上げられていた顕彰碑。
たしか私立学校の脇にあったよね、なんていう学校だっけ、等と親子で話しながら、角を曲がると…
ありました!

大阪明星学園さんをバックに、どっしりと碑が建っていました。
訪れて写真を撮る人が後を絶ちません。
ドラマ「真田丸」が始まってすぐの2月1日に建てられたのだそうです。
新しい名所になってますね。
この碑の向かいに「心眼寺」があります。
ここは、真田幸村父子の冥福を願って建立されたお寺とのこと。
お花がきれいな、静かな佇まいのお寺でした。


この辺が「真田丸」の出城跡だよ、という案内板。
そして、真田家の家紋「六文銭」も。
境内に入ると、平成26年に作られたという幸村のお墓がありました。

大坂冬の陣からちょうど400年ということで、建立されたのだそうです。
昨年秋に父が訪ねた時には、このお墓の前で長いこと手を合わせていた女性がいたそうです。
歴女ですね、うーむ。
もっと丹念に見て回りたいところでしたが、他の用事もあったので、
母と娘の真冬の真田丸紀行はこれにて終了。
次は、地元で「直虎紀行」をしたいと思っています。