今日は、クリエート浜松を会場に行われた『第7回はままつグローバルフェア』を訪ねました。
浜松国際交流協会(HICE)が主催するこの行事を知ったのは、校長室で行われた、ある表彰式からでした。
1月末に、中学3年の吉岡さんが、「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」で
独立行政法人国際協力機構中部国際センター所長賞をいただいたのです。
この時、JICA職員の方にこのチラシをいただきました。
国際色豊かなこのお祭りをのぞいてみよう!と、本日、クリエートに足をのばしてみると…、
世界のごちそうの屋台に長蛇の列ができています!
入口までたどり着くのが大変なくらいでした。
1階の広場も、世界各国のグッズが並び、たくさんの人で賑わっていました。
その中で、ブラジルのお菓子を家へのお土産に。
(夕食後のデザートでいただきました!すっごくおいしかったです!)
そして、昨年度の学園祭で5年藤組がお世話になったハニココスイーツさんのコーナーにも寄ってきました。
ハニココさん、HR展で取材に行った生徒たちのことをちゃんと覚えていてくれました!
13時からは・・・
お笑いジャーナリスト「たかまつなな」さんのスペシャルトークショーを聴いてきました。
若者が世界に対して関心が低すぎることを問題視したたかまつさんは、
「お笑い」を使って分かりやすく世界を知ってもらいたいと考え、
この道に入ったのだそうです。
カメルーンやマダガスカルを訪ねた彼女が話す
世界の貧困や飢餓、そして国際協力の実態。
世界で今、5歳まで生きられない子供がどのくらいいるのか。
安全な水を使えない人が何億人いるのか・・・。
アフリカを中心に、貧困の中に暮らしている人々はたくさんいます。
そんな現場で働いているJICAの人々もたくさんいるのです。
カメルーンではJICAの方々が、「陸稲」(水稲ではなく、畑で育てるお米です)を指導していました。
マダガスカルの東大と言われる大学では、日本語学科があるのだそうです。
そこにも日本人の若者がボランティアで活動していました。
飾らない言葉で淡々と語るそれらのお話は、大人にも子供にもスッと入ってくる内容でした。
今日の講演を聞いた私たちは次にどうすればよいのか、という会場からの質問に対して、たかまつさんはこう答えました。
「今日のお話を聞いた人は、少なくとも、国が違うからという理由で人をいじめることはしないと思います。そういうことだけでも、私が話すということは意味があるんだと思います」
確かにそうだ、と思いました。
すぐに国際協力の行動は起こせなくても、意識が変わるってことは本当に大切です。
その意識がやがて、その人の実践に何らかの形でつながっていきます。
若くて元気で、でもすごく真剣に未来を考えているたかまつななさん。
いいお話を聴くことができて、私も勉強になりました。
さあ、新しい週が始まります。
今週は17日に実力テストも待っています。
土日でかなり勉強したであろう生徒の皆さんの健闘を祈ります。