正門の東側に、白い花をたたえる木が一本あります。
リキュウバイです。
今年も、白くて爽やかな花が、たくさん咲きました。
毎朝正門に立ちながら、冬の裸の枝を見慣れた目に、この木は小さな小さな緑の葉っぱの赤ちゃんをつけ、私に春の到来を教えてくれます。
枝に緑の色がついたな、と思うと、次は白いつぼみが姿を現します。
生活会館の庭が造成された最初の春、名も知らぬ白い花が咲き、きれいだなあと思いました。
名前が知りたいと思い、すぐに学園長先生に花の名前を教わりました。
リキュウバイ。
千利休が名前の由来かしら、素敵な名前だな・・・と思いました。
実際には明治時代に中国から日本に渡ってきた花だそうですが、
漢字では「利休梅」「利久梅」と書くそうです。
こんなに立派なリキュウバイの木はなかなかお目にかかれないですよ、と庭屋さんに聞きました。
そんなこともあって、毎年、開花が楽しみなのです。
桜より少し前に咲いてくれるリキュウバイは、私たちの心を和ませてくれます。
皆さんも、正門の前を通る時、ぜひ足を止めてごらんください。
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「D-sports SHIZUOKA」第14号(2017年4―5月)に、
西遠女子学園高校バレー部が掲載されていますので、
ぜひご覧くださいませ!!