「女子校って面白い!」シリーズ

男女共学が主流で、全国的に女子校が減っている現在、「どうして女子校なのか?」という問いは、私たち女子校の教職員には絶えず突き付けられています。「男女共学のほうが普通でしょ?」というご意見、よく聞きます。「女子校に行ったら、男性としゃべれなくなるんじゃないの?」「無菌培養は良くないと思う」などなど。でも、長い人生の中で、女子だけの生活が10代の6年間あるいは3年間あることって、決して弱点にはならない、むしろ強みだと思っています。異性の目を気にしないでいられる空間は、10代の女の子の心を開放します。自分に素直になれて、飾ったり偽ったりすることなく、自分を成長させられる大事な時間がそこにあります。社会の中にあるジェンダーバイアスとも少し離れて、「女だから」とか「女だけど」じゃない、「人」としての価値観を形成することができるのです。

女子校に生活している生徒たちは、どんなことを考えているのでしょう。実際に生徒たちの感想や意見をお読みいただける、そんなシリーズがこの「おばんです!」ブログにあります。2015年から2016年にかけて不定期的に書いた「女子校って面白い!」シリーズです。

その1  「マジ」になれる環境…、西遠にはたくさんあります。

その2  自分に自信を持って、自己を十分に成長させられる環境。

その3  力仕事も自分たちでやらなきゃいけない!!

その4  私が昔、担任をしたクラスの、ある生徒の感想

その5  西遠オリジナルの大きな出会い 、それは…?

その6  知らず知らずのうちに様々な能力を備えていた !

その7  先輩や友達の知識に刺激を受ける

その8  図書室じゃなくて、図書館なんです !

その9  本好きの友人を得る喜び

その10  制服が与えてくれるものに気づいていく

その11  短調の校歌が気に入っています !

その12 助言をもらった後輩が、いつか助言者になっていく

全12回のこのシリーズ、気になるところをクリックして、女子校に通う生徒たちの本音をぜひお読みください!