今日は、アクト大ホールで行われた「浜松シティバレエ第19回発表会」を鑑賞することができました。
仕事で開始時間に間に合わず、途中から鑑賞させていただいたのですが、
真っ暗な客席(後方の自由席)から見る舞台では、「白鳥の湖」の世界が華麗に繰り広げられ、
たくさんの西遠生、卒業生が名曲に乗り、美しく舞い踊っていました。
小さい頃、バレエは私の生活からはかけ離れた、遠い遠い夢の世界でしたが、読書好きだったおかげで、バレエの有名な物語はかなり読み耽りました。
その中でも、「白鳥の湖」は名作中の名作。
ステージで繰り広げられるオデットとジークフリート、そしてオディール・ロットバルトの舞踏に、ドキドキしました。
浜松にいて、こうした本格的なバレエを堪能できるのは大変幸せなことだと思います。
そして、その舞台にたくさんの西遠関係者の皆様が出演したり、舞台を支えていたりするのも、素晴らしいことだなあと誇らしくなります。
公演プログラムには生徒たちの顔写真はもちろん、出演者やスタッフに懐かしいお名前もたくさん見受けられ、とても嬉しかったです。
拍手に包まれたカーテンコールの後、明るくなった客席で、保護者の皆様や卒業生の方々など顔なじみの皆様にお会いすることができました。
フィンランド国立バレエ団の小守麻衣さんとお母様にも再会できました。
浜松シティバレエを主宰する藤井久美子先生は、西遠の卒業生で、
6月に発行された学校誌「友情」の「卒業生紹介」にもご登場くださっています。
浜松の地で、バレエという芸術の普及に努める藤井先生の情熱、
先生のご指導のもとで日々お稽古に励むバレリーナたちのたゆまぬ努力、
バレリーナたちのご家族の献身的な支え・・・。
一つの舞台を完成させるために、私など想像もできないご苦労があるのだと思います。
2日間の公演を成し遂げた今、関係の皆様には大きな達成感に包まれていることと存じます。
素晴らしい舞台を、ありがとうございました。
頭の中には今もまだ「白鳥の湖」の音楽が流れています。
今日は素敵な夢を見られそうです。