読書週間の講堂朝会

10月27日から11月9日は「第74回読書週間」です。ちょうど、読書週間の真ん中にあたる今日、中学講堂朝会がありました。そこで、今日はこういうタイトルでスライドを作り、お話をしました。

「読書週間に考えたいこと」…巻頭写真はフラワーパークの大温室で撮った1枚です。今日はハロウィン!ということで…。

読書週間に何を考えてほしかったのか。本のこと、読書のこと、スライドを使いながら、いろいろお話しました。

  • 出会った知識を自分の中に取り込もう。
  • 好奇心を探究心へと育て、思考から行動に移そう。
  • 本の世界は自分と繋がっていないなどと思うなかれ。自分と無関係に思える物事も、実は何らかの形で、自分や自分の未来と繋がっている。
  • 本は真実を伝え、本は擬似体験させてくれる。自分と物語の舞台とを比べて見えてくるものがある。
  • 西遠に、図書館や必読図書、すすめる本、記録ノートがあることの意味を考えよう。
  • 読み継がれる名作は、思いも主張も継承されて、過去から未来へつながっていく。国語の教科書に長く掲載され続けている作品には、それだけの値打ちがある。
  • 心豊かに。知識は財産。今、中学生の皆さんは成長の時。
真継伸彦さんの「青春とはなにか」を紹介しました。10代の少年少女への読書のすすめの本です。

さて、講堂朝会の最初には、中学生の皆さんに「読書クイズ」と題して、皆さんの本の知識を問いました。20点満点の小テスト、一問ごとに「えー!」「「あー!」と歓声ともため息ともつかぬ反応をしながら、中学生の皆さんが解いた問題はこちらです。

  1. 作者は誰? ①赤毛のアン ②しろばんば ③星の王子さま ④戦争と平和
  2. この主人公の出てくる小説は? ①スカーレット・オハラ  ②ジョセフィーン・マーチ  ③ハンス・ギーベンラート  ④チャーリィ・ゴードン   ⑤大庭葉蔵
  3. この書き出しの小説は?①二人の若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊の蚊たちをして… ②親譲りの無鉄砲で、子供の時から損ばかりしている。 ③客は夕方の散歩から帰って、わたしの書斎でわたしのそばに腰かけていた。
  4. どこの国が舞台? ①ハリー・ポッターと賢者の石 ②ロミオとジュリエット ③レ・ミゼラブル ④阿Q正伝 ⑤こころ
  5. あなたの学年の「必読図書」3冊を答えてください。
必読図書全9冊の中の3冊がこちら。

せっかくなので、答えは明日。1~4は、お読みの皆さんもぜひ解いてみてください。

中学生の皆さんには、11月の読書記録を書いてもらう宿題も出しました。中学生の皆さん、新しい本との出会いを大切に。明日は、クイズの答えと、講堂朝会で紹介した本のリストをご紹介します。