昼休みの講堂に高校3年生や2年生が続々と集まりました。来週行なわれる「ロング・ディスタンス・ウォーク」の班長さんたちです。
スクリーンを使って、当日の注意点やコース上のチェックポイントについて、新井先生から説明がありました。姉妹グループの小班5,6名で約14キロを歩くこの行事、今年のコースは、昨年までと同様、学園と天竜川の河川敷を往復するコースです。昨年と違うのは、回るポイントが、6カ所から8カ所になったこと! そして、新たに、我が中野町の旧東海道を歩いてもらうことになりました!
班長さんにいつものチェックポイントの地図と共に渡されたのが、この「中野町のんびりまち歩きマップ」です。イラスト入りの地図なので、楽しみながら歩いてもらえるといいなと思います。
一昨年からロングウォークのルートが、天竜川河川敷までの往復となって、私はずっと中野町の東海道沿いのどかな町中を歩いてもらいたいなあと思っていました。今年はそれが叶って嬉しいです。今まで通っていた国道の北側の道よりも、きっと楽しいウォーキングになると思います。
「中野町」は、江戸と京都の真ん中にある町。「東海道中膝栗毛」には、「 江戸へも六十里、京都へも六十里にて ふりわけの処なれば中の町といえるよし 」とあります。
地元である東区中野町で「中野町を考える会」の活動が始まって、もう何年になるでしょうか。新天竜川橋と国道の拡張に伴い、町がバラバラになってしまう!という危機感から、この会が始まり、私も途中から会員になりました。国土交通省との協議や、町づくりの勉強、昔の町の写真を集めての写真展の開催、ブログの開設など、いろいろな活動がありました。 「中野町のキャッチコピー&ロゴマーク」のコンテストも行いました。たくさんの方々の応募作品の中から第1位に選ばれたキャッチコピー「なかなかやるねぇ中野町」は、何と本校教員の永井先生の作品です!→こちらのブログ記事「入賞者発表」をお読みください!
実際に公園に名前をつけて、維持管理をしたり、中野町の各所に街歩きの表札を立てて、東海道を歩く人々の道しるべにしたり、中野町を活性化するいろいろな活動を通して、私自身も地元の皆さんと知り合うことができ、中野町への愛着が高まりました。今回、中野町を歩かせてもらいますね、というお話をしに、久々に「中野町を考える会・定例会」に出席(何年ぶりでしょう!すみません!)したところ、会員の皆さんが快く西遠の行事を応援してくださり、百万の味方を得た思いがしました。中野町の皆様、ありがとうございます!
ロングウォーク当日のチェックポイントには、こんなところや、
こんなところが、
・・・あります。先ほどのマップにはまだまだたくさんの立て札の場所が記されていますので、中野町ではチェックポイントじゃなくても、ぜひ札などを探しながら姉妹でのウォーキングを楽しんでほしいなと思います。
コロナウイルスの感染拡大の中、屋外でできる大切な行事です。姉妹の班長さんを中心に、感染防止対策を施し、有意義な一日を送ってほしいものです。中野町の皆さんはじめ、コース沿線の皆様、どうぞよろしくお願い致します。