授業納め

夏休み入りを明日に控え、今日は授業納めの日です。
西遠は前期・後期の2期制をとっていますので、
7月は前期の途中なのです。
今日は、全校生徒が講堂に集まって、「授業納めの式」を行いました。
私からの話は20分。
先日の全校自由参観や今行われている校区PTAで出されたご意見などを紹介し、
☆ご家族は生徒の皆さんのことをとても心配しているのだということ
☆一人一人が授業にけじめをもって集中し、勉学を頑張るべきであること
☆夏休みの計画は先生に提出するためのものではなく、自分が実践してこそ意味があること
☆3年は学力判定、6年は大学受験という大きな目標を控えた夏休みであることを自覚しよう
☆学園のルールを守り、西遠生として恥ずかしくない日々を送ろう
というお話をしました。
生活課長の海津先生からも、夜間外出の時間などが再確認され、
事件に巻き込まれないで、安全な夏休みを過ごすようお話がありました。
夏休みに向けて、気分が盛り上がっている生徒もいると思いますが、
勉学から逃げることなく、やるべきことをしっかりやる生徒であってほしいと思います。
もちろん、幅広い学習も大事です。
講堂ではお話し切れませんでしたが、生徒の皆さんに取り組んでほしいことはまだまだあります。
新聞を読み、ニュース(ワイドショーではなく)を見て、世の中の動きもしっかりと把握してほしいですし、それに対する自分の意見も持てるようにしてほしい!
また、8月は日本全体が戦争や平和について思いを新たにする月だと思いますので、6日・9日の原爆の日には平和宣言に耳を傾け、15日の終戦記念日には平和を願いサイレンと共に黙?する一人であってほしい!
読書感想文を書くのに苦しむのではなく、自分が出会った本との心の対話をぜひ綴ってほしい!
・・・と、講堂でお話し切れなかったことを、ブログを借りて、生徒の皆さんにお願いします。
さて、1年間を西遠で過ごしたアメリカからの留学生のスージーも、今日で西遠での日々を終えることになり、
「授業納めのの式」の後、生徒会の進行で、スージーさんのお別れ会が行われました。
スージーのスピーチはとても立派でした。
初めの頃の戸惑い、そしてだんだん日本のことを理解して、今では帰りたくない、友達をみんなアメリカに連れて帰りたい、という思いを述べ、
舞台袖の級友の涙を誘っていました。
会の後、スージーと一緒に記念写真を撮りました。

コーディネーターの伊藤さんにも大変お世話になりました。ありがとうございました!
スージーが離日するのは8月。スージー、もうしばらく日本の素晴らしさを堪能していってくださいね。
午後は、静岡大学と静岡県立大学の先生方による「大学模擬授業」も行われ、リケジョを目指す高校生たちが授業を受けました。
理系を目指すといっても、理系にはたくさんの学問があることを、今日授業を受けて知ったのではないでしょうか。
ここから始まる理系への興味が、どんどん大きく広がることを願います。
校長室へは、今日も66回卒業生が顔を出してくれました。

元気そうで、何よりです!
さて、明日・明後日、校区PTAがあり、28日からは2年生の林間学校が行われます。
夏本番!といった西遠です。