新型コロナウイルス感染拡大の中で様々な行事ができなくなってしまった今年度ですが、毎年11月下旬に行ってきた「ロング・ディスタンス・ウォーク」を本日実施することができました。いつも掃除を共に行っている姉妹グループをさらに4つに分けて、5,6名で編成される「姉妹班」で、西遠ー天竜川河川敷の往復を、計8つのポイントを通って歩きました。
沿線の皆様、チェックポイントの寺社や公園近くの皆様には、温かいお声掛けもいただき、生徒たちが大変お世話になりました。道を教えてくださった方もいらしたと生徒から報告を受けました。皆様、ありがとうございました。
8:40、記念グラウンドでの出発式を終え、生徒たちが班ごとに最初のポイント目指して学校を後にしました。お天気に恵まれ、風もなく、生徒たちはとても歩きやすかったようです。
今回、オオバは、昨年の河川敷チェック係から、ポイント30の「中野町自治会館」係に変わりました。生徒より後に学校を出て、先生の車で皆を追い抜き、自治会館へ。誰も来ない9時台は少々退屈で…と思いきや、地元中野町の皆さんが次々にお声掛けくださって、おしゃべり楽しく生徒の到着を待つことができました。
10時半少し前に、最初のグループ到着! 「中野町を考える会」重鎮の高橋さんと記念撮影。
次々到着し、写真を撮る西遠生たち。
みんなで協力すれば、ちゃんと理解できる!迷子になんてならない!
中野町周辺では、「金原明善生家」「松林寺」「松雲寺」「まっし蔵」「六所神社」そして「自治会館」がチェックポイントです。このエリアは天竜川河川敷が目の前なので、おそらく前半最後のチェックポイント地点。みんな、写真を撮ると、河原での昼食タイムに目を輝かせて、いそいそと河川敷に向かっていきました。
オオバも12時を過ぎてから、一旦河川敷に向かいました。復路出発班とたくさんすれ違いました。
河川敷で昼食をとり、30分間過ごした後、このように「出発チェック」を受けます。すでにこの時間、もう西遠にゴールした班もいました(早すぎ!)。
私は最後に河川敷を出発した班と共に自治会館へと戻り、チェックポイント31の「まっし蔵」に向かいました。今では珍しい伊豆特産の「伊豆石」で作られたお蔵です。今日は、「中野町を考える会」の皆さんが特別に蔵の中を見られるようにしてくださいました。中には、時代を感じさせる白黒写真と今の街の様子が掲示されています。
熱心に見学する中村・大山両先生。生徒の皆さんもちゃんと写真を見てくれたかしら。
金原明善生家にお礼のために立ち寄りましたところ、明善ご子孫の金原様から、パンフレットなどをいただきました。ありがとうございます!
学校に戻り、ゴールする生徒たちを待ちました。もう半数以上の班がゴールしていました。南門、正門、西門‥‥様々な方向から生徒たちが戻ってきます。
チェックを受け、ゴールインした生徒たちに、ご褒美のお菓子が配られ、みんなにっこり。さあ、リーダーさん、解散のご挨拶ですね。
来週から姉妹リーダーは高3から高2へ引き継がれます。高校3年生にとって受験前の最後の全校行事が終わりました。先輩への感謝の拍手が続きます。
最後のグループがグラウンドに到着しました。校舎からも声援が飛び、みんなに温かく迎えられたラストチーム。生徒の皆さん、お疲れさまでした!明日も学校がありますので、どうぞお忘れなく!笑
全校行事がこうして実施できたことを嬉しく思います。関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。