今日は、オーストラリアのセント・パトリック校( St.Patrick’s College )と、ZOOMを通じて国際交流を行いました。11月18日の Our Lady of Mercy College との第1回「国際シンポジウム」に続く第2弾! 静岡県グローバルハイスクール研究校としての実践授業です。
1時間目は、高校2年星組の生徒が、大教室に集まりました。前回に続いて、オーストラリアの同世代と「SDGs」をめぐる意見交換に挑戦です。大教室には、6つのブースが設けられ、大きなモニター画面の上にカメラを置いて、テレビ会議が始まりました。
高校2年生は、学園祭HR展での研究を国際交流に生かしたいと考えています。日常会話にとどまらない、テーマを絞っての今回の討論では、セント・パトリックの生徒からも SDGsへの取り組みや授業での扱いなどを聞かせてもらえて、一歩進んだ話し合いができたようです。
2時間目は、中学3年生の英語の講座生が、6つのブースに分かれて座りました。11月にオーストラリア研修に行く予定だった3年生でしたが、今年は旅行は来年に延期。がっかりした生徒も少なくありませんでしたが、今日オンラインで現地の皆さんと交流することができました。10分ずつグループを変えて、英語と日本語の両方で広く交流。同じ質問を新しいグループと交わすことで、一回目の失敗を修正し、質問も答え方もどんどん流暢になっていきます。短時間で進化していく3年生たちでした。
先生方も、次々に大教室を訪れ、笑顔でオンライン国際交流を楽しんでいる中学3年生の姿を見て、「新しいなあ」「未来が始まった!」と感慨深げでした。コロナウイルスにより、海外渡航が大きく制限されている今、こうしたオンラインでの交流をもっともっと活発にしていくことで、生徒たちが自由に英語を使い、目を輝かせて、世界に友人をつくることができます。今日は、高校生だけでなく、中学生にもオンライン交流を広げたことで、これからの国際交流の流れが見えてきた日でもありました。
オンラインでの国際交流、これからも新たな可能性を探っていきます。