11月27日に行われたロング・ディスタンス・ウォークについて、ただいま全校生徒にオンラインアンケート実施中です。(生徒の皆さん、本日中に回答してくださいね!)
今回のロング・ウォークは、わが地元の中野町を本格的にコースに加えてもらいました。そして、「中野町を考える会」「(オオバも会員です。但し、ほぼ幽霊会員…。笑)の皆様にもご協力いただいて、地元のイラスト地図を班ごとに持って歩かせていただきました。チェックポイントでは、金原明善の生家、松林寺さん、そしてまっし蔵の中を見学できるようにもしていただきました。
「中野町を考える会」の11月27日のブログには、「小学生 と 女学生 と 中野町」と題して西遠のロング・ウォークのことをご紹介くださっています。そこに書かれた「 女学生は古い蔵をどんな風に感じたのでしょうか? 」の問いかけに、ぜひとも生徒たちの声をお届けしなくては!と思っています。回収中のアンケートから、ちょっとフライングではありますが、生徒の感想をご紹介しましょう。
- (印象に残ったのは)まっし蔵 。蔵を初めて見たから。 (高校1年生)
- 昔の写真があって今と町並みが違うことを知ることが出来た。 (中学2年生)
- (印象に残ったのは) まっし蔵。歓迎された置き紙があったから 。(高校2年生)
- 蔵がどの様に使われていたのかや名前の由来などを聞かせていただきました。気になる名前だったので話を聞くことが出来て良かったと思いました。 (高校2年生)
まっし蔵に限らず、ほかの場所でも、地域の皆さんとの触れ合いが、生徒を大いに励まし、元気づけたことが、アンケートから分かります。沿道の皆様が支えてくださることが、10代には心に沁みる親切として印象深く刻まれていました。
- 中野町自治会館や中野町にいるとき、たくさんの方が話をしたり、あいさつをしたりしてくれた。 (高校2年生)
- とても優しい方が多かったです。親切な方が多かったです。挨拶をしたあとさっきも生徒さんが来てたよ、と教えてくださったり、道が合ってると知れて安心出来ましたし、気さくに話しかけてくださる感じから地元の暖かさを感じました。 (高校3年生)
- 天竜川駅の近くでご年配の女性2人とお会いし、私達が挨拶をするとにこやかに返して下さり、「今日はどうしたの?」と聞かれたので、「学校の行事です。」といった会話をし、その後「西遠です。」と私達が言ったら、目を輝かせて嬉しそうに「私も西遠出身なのよ」と教えて下さり、最後に「頑張ってね」と応援してくださいました。丁度その時みんなヘトヘトだったので、立ち止まって足を休めつつ、会話をすることでロングウォークのことを少しの間忘れることができ、さらに応援の言葉までいただいたので私としては非常に嬉しかったです。「頑張ってね」という言葉を聞き、元気がでました。 (高校3年生)
アンケートを読みながら、生徒たちの成長には、地域の皆様の存在があったのだと、応援くださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。10キロ以上を歩くというこの学園行事を、コロナ禍にあって実施できたことの意義の大きさを、改めてしみじみと感じております。