静岡県の私学協会がこのたび創立70周年を迎え、あわせて、静岡県私学教育振興会創立60周年ということで、9月20日、静岡市内で記念式典が行われました。
川勝平太静岡県知事もお越しくださって盛大な式典となりました。
静岡県私学協会の設立に際しては、西遠の理事長・校長であった岡本富郎先生が尽力したことが、富郎先生追悼本『君見ずや』にも紹介されています。
昭和22年9月20日の創設時には副会長を、そして昭和25年からは静岡県私学協会長を富郎先生が務めたのでした。
静岡県の私学の歴史をたどる時、その中心となって多くのご苦労をされた富郎先生のご功績、そして現学園長の岡本肇先生も私学協会長として活躍されたことなど、西遠に勤める者としてしっかりと胸に刻み、「私学の矜持」を、私学人として持ち続けていきたいと思います。
さて、昨日・今日と、昨年もお手伝いさせていただいた研修のお手伝いを今年もさせていただきました。
静岡県私学教育振興会では、県内の私立学校にお勤めの若手の先生方に向けて、教科指導や学級経営についての研修を行っています。
今年も県内各地から集まった先生方と一緒に講演会を聞き、グループワークでは国語の先生方の話し合いに臨み、アドバイスをしました。
新任だった頃のことなど思い出します。
私学はそれぞれの学校が個性を持ち、可能性を有しています。
そこに集う生徒たちの幸せのために、先生方は研修を積んでいかなくてはなりません。
個々の学校で行う研修も不可欠ですが、転勤のない私学ですから、井の中の蛙にならないように、
こうして私学が手を携えて研修に励んでいくことが大切です。
2日間ぎっしり詰まったメニューをこなす若い先生方のエネルギーをひしひしと感じながら、こうした私学の力がこれからも花ひらいていくよう、自身の一層の努力を誓った2日間でした。
今年の研修会場も「つま恋」でした。
昨年は、「ここが閉じられるのは残念」と感想を書きましたが、
経営母体は変わったけれど、再びこの緑豊かな施設が運営されていくのは、嬉しい限りです。
ポプコンや拓郎・かぐやひめの野外コンサートのパネルも飾られていましたよ。
研修の合間に、研修会場の横の花々を撮影し、心和みました。
明日は、バトン部が浜松アリーナで行われる静岡県大会に出場。
弓道部や陸上部も試合に臨みます。
スポーツの秋、到来です!