窓拭き隊が行く

この頃、姉妹掃除の時間に「窓拭き隊」が出現しています。新たな掃除具「伸縮ワイパー」を携えて、乙女たちは今日も窓拭きに専心します。(昨日は校長室の窓も「伸縮ワイパー」を駆使して拭いてくれました、ありがとう!) 今日も、学園の至る所で窓拭き隊による献身的な窓拭きの光景が繰り広げられていました。

講堂の南側では…南館のマットの埃叩きと、講堂の窓拭き隊が、それぞれの仕事に奮闘中。

窓枠などをきれいにするために、ここでは、「松井棒」と「新聞紙」が大活躍していました。土や砂の汚れを、松井棒や新聞紙を濡らして、きれいに拭き取っていく生徒たち。最新(!)掃除具、大活躍です!

一方、掃除具置き場の床には、明け方の大雨が入り込んでしまい、掃除の15分間で水の掻き出し作業も。そうじ終了のチャイムが鳴る頃、学園各所をきれいにした窓拭き隊員たちが、片付けを始めていました。皆さん、お疲れさまでした!

学園には既に春の息吹があちこちで感じられます。今朝学園を訪れていたジョウビタキと、水仙(南館の西側)と木瓜の花(南館の北側)をどうぞ。 ※今日開花した生活会館の白梅は公式ブログをご覧くださいね!

☆  ☆  ☆

さて、今日は何の日かご存じですか?  今日は国連が定めた「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」です。ホロコーストとは「大虐殺」の意味で、特にナチス・ドイツによるユダヤ人への組織的な迫害と殺戮を指します。今から76年前の今日1945年1月27日に、ユダヤ人をはじめとする大量虐殺が行われていた「アウシュヴィッツ強制収容所」がソ連軍によって解放され、その日まで劣悪な環境の中で何とか生きながらえていた収容所の人々が、生の自由を得たのでした。

今日、東京の国連広報センター(UNIC) のツイッターは、国連女性機関(UN Women)のツイートを翻訳していました。そこには、アンネ・フランクが登場していました。国連広報センターさんのツイートをスクリーンショットで紹介させていただきます。

中学3年生の必読図書「アンネの日記」には、アンネ・フランクのみずみずしい感性と鋭い洞察力で隠れ家での日々が綴られています。一昨日紹介した書籍「WOMEN 世界を変えた偉大な女性たち」の50人の女性の中にも、アンネ・フランクは入っています。表紙にもキュートな笑顔のアンネがいますね。

自分らしくありたいと綴ったアンネ・フランクに、たくさんの女性たちが勇気づけられ、人間としての尊厳を守ろうと立ち上がりました。世界中に読者を持つアンネ・フランクは、ホロコーストの犠牲となりましたが、しかし間違いなく「世界を変えた女性」です。

今日、講堂での全校朝礼で、土曜日の「女性の生き方を考える弁論大会」についてお話しました。この行事にどんな意味があるのか、何を学んでほしいのか、伝えた内容を全校生徒の皆さんが理解して、土曜の弁論大会に臨むことを願います。