お雛さま

講堂ロビーにお雛さまが飾られました。女子校ならではの光景です。ロビー担当の掃除班のメンバーたちも、お雛様の登場が嬉しそうです。

3月3日桃の節句は、西遠の115回目の創立記念日でもあります。昨年はコロナの休校措置で、記念式自体ができませんでしたが、今年は中高に分かれて学園の115回目のお誕生日をお祝いします。そして、式のあとには、第2部として、本校琴部の講師でもある長尾早苗先生のお琴の演奏会も行われます。西遠の創立記念日は、お休みの日ではなく、皆で記念の日に集い、学園の歴史に思いを馳せ、一緒に芸術鑑賞をするのです。お琴の音色に包まれる3月3日の講堂、今から待ち遠しいです。

さて、今日は、高校1年生がSPACの演劇教室に出かけました。今年は、福祉交流センターのホールでSPACの演劇を鑑賞します。

SPACとは?

公益財団法人静岡県舞台芸術センター(Shizuoka Performing Arts Center : SPAC)は、専用の劇場や稽古場を拠点として、俳優、舞台技術・制作スタッフが活動を行う日本で初めての公立文化事業集団であり、舞台芸術作品の創造・上演とともに、優れた舞台芸術の紹介や舞台芸術家の育成を事業目的としています。1997年から初代芸術総監督鈴木忠志のもとで本格的な活動を開始。2007年より宮城聰が芸術総監督に就任し、更に事業を発展させています。

                       SPAC公式ホームページより抜粋させていただきました。

コロナの影響で開催が危ぶまれましたが、SPACの皆さんが感染防止対策を施してくださり、参加人数も絞っての開催となりました。高校1年生たちは、お昼ご飯を食べ終えると、いそいそと帰り支度をして、会場に向かいました。中には、暖かい陽射しの中、会場まで徒歩で生徒もいたようです。

演劇の世界に触れる貴重な機会を、ぜひ大切にしてほしいと思います。

今日はメジロが、河津桜や枝垂れ白梅の花の間をせわしなく舞い飛んでいました。

鳥たちにも嬉しい季節、到来ですね。