今日は、今年度最後の全校講堂朝会でした。但し、高校3年生は家庭学習中ですので、中1から高2までの5学年入場です。
今日のタイトルは『私たちは何を学び、成長したか? ~コロナ禍の1年を振り返る~』。スライドを使っての振り返り時間としました。
- コロナによる休校期間のオンライン授業
- 劇団たんぽぽを応援する緊急募金
- 挨拶
- 学園美化
- 姉妹ピア活動
- オンライン学園祭
- 静岡県グローバルハイスクール研究校としての活動
これらを振り返りながら、そこで得た生徒の皆さんの力と課題を振り返りました。
中学生徒会が呼び掛けて全校で行った「劇団たんぽぽ」支援の緊急募金。西遠の大先輩である小百合葉子さんの存在を知った生徒たちが、休校明けの学園で、自発的に募金活動を始めてくれました。この募金活動に対する劇団の皆さんからのお礼のメッセージを、スクリーンで上映しました。
小百合葉子さんという素晴らしい先輩の存在が、今回の募金活動に繋がりました。劇団の皆さんのお礼のメッセージを聴きながら、生徒たちは活動を通じて劇団の皆さんとつながることができたという喜びを噛みしめたことでしょう。劇団へのエールが、こうして学園生徒へのエールとなって返ってくる、「ご縁」というもののありがたさを強く感じました。
助け合いからの絆、挨拶の向上へのアクション、姉妹掃除への丁寧な取り組み、そして姉妹ピア活動で培ったリーダーシップやフォロワーシップ。コロナ禍の一年間で生徒たちが得たものはたくさんありました。
2020年度最大の行事となった「西遠オンライン学園祭2020」でのHR展の振り返りも紹介しました。HR展を完成させた生徒たちは、秋休み明けにルーブリックを使って自分たちの活動を振り返りました。その数値とコメントを紹介しました。
自分たちの取り組みを客観的に振り返る行為は、次への確かな成長に繋がります。21世紀型スキルを得ようと意識して取り組んだ先輩たちの姿に、中学1,2年生もまた大いに刺激を受けたことでしょう。
グローバルハイスクールとしての活動も全校に紹介しました。この取り組みが一部の学年やクラスから全校に広がるようにしていくのが、今後の課題です。
コロナ禍の中でも、たくさんの地下rを得た2020年度。この自信を土台にして、2021年度を迎えます。新しい学びのステージとして、ICT教育の推進についても説明しました。これも、オンライン授業やオンライン学園祭をやり遂げたことが大きな基盤となって実現できることです。
「未来を拓く女性」を目指して、生徒の皆さんがこれから力強く前進していくことを強く願います。その積極性を全力で先生方も支援していきます。
講堂の外には、河津桜が満開を迎えていました。希望の春が近づいています。