浙江省青少年民族芸術団、来たる!

いよいよ後期が始まりました。
今日のイベントは、始業式、そして午後の「浙江省青少年民族芸術団公演」です。
後期始業式のお話は改めて書かせていただくことにして、今日は、浙江省青少年民族芸術団の皆さんの公演の様子と、そのあとの交流の様子をお届けしましょう。
中国の浙江省と静岡県とは、友好提携を結んで早35年、
今年は日中国交正常化45周年の記念の年でもあります。
(その時、友好の印に送られたのが、パンダなのですよ!)
この浙江省青少年民族芸術団の公演は、今回で17回目を数えます。
出演メンバーの皆さんは、浙江芸術学校に通う若い方々です。
60分の公演では、器楽合奏・声楽・演劇・舞踊と幅広いジャンルの素晴らしい演目を見せてくださいました。

日本語の通訳の銭さんから、中国の楽器の紹介もありました。
左から、笛とチャルメラと笙(しょう)。
この3つの楽器が奏でる音楽は、朝の鳥たちのさえずりを表し、とてもエネルギッシュなものでした。
二胡の演奏は、草原を駆ける馬たちを彷彿とさせるものがありました。

舞踊は、衣装や体のしなやかさにも目を奪われました。




不思議な雰囲気を醸し出したのが、「越劇」。

お一人で歌うように演じられたのですが、
クライマックスでの彼女の滑るような歩みには一同びっくり、
眼は足元に釘付けになりました。
声楽では、日本の歌も2曲披露してくださいました。
しかし、圧巻だったのは、中国語で歌った「美しい浙江」でした。
生徒たちも、まだ見ぬ浙江省への想像が膨らんだのではないでしょうか。


出演者の皆さんに大きな拍手が送られました。
なでしこ委員の4、5年生が、花束贈呈に臨み、
次いで、団員の皆さんに対し、
中国語に挑戦したり、英語で質問したりして、
インタビュータイム。

芸術団の皆さんは、好きな和食から身長まで、
会場からの質問にも答えてくださいました。
ほとんどの皆さんが14歳から16歳ということが分かり、会場が騒然とした瞬間もありましたね!
最後に、台本にはなかったことですが、芸術団の郭団長さんから記念写真を撮りましょうとのリクエストがあり、オオバも急遽壇上に。
せっかくなので、客席の皆さんをバックに、ということで…

180度ひっくりかえすと、↓


緞帳が下がって、生徒の皆さんが教室に帰った後、幕の内側では…

学校誌「友情」の編集委員たちが、団長さんや団員の皆さんに取材を敢行!
なでしこ委員もそろって、記念撮影。

団長さんと私が両端を持っているのが、最後に壇上でいただいたプレゼントの絵巻です。
とっても素敵な絵巻物でした。
どこに飾りましょう…、お楽しみに!
楽屋をきれいに片づけて、一行はバスへと戻ります。
が、そこへたくさんの生徒が通りかかり、気さくな団員さんたちとの写真タイムとなりました。




中国語が話せなくったって、写真撮りたい思いは何とか伝わるものですね!
笑顔あふれるひとときでした。
最後の最後に、記念撮影をしました。
参加できた生徒たち、ラッキーでした!

芸術団の皆さんは、昨日来日したばかり。
10月31日まで県内のさまざまな場所で、公演を予定しています。
各公演のご成功と共に、静岡県や浜松の魅力が皆さんにも伝わることを願っています。
そして、この公演を実現させてくださいました関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。