合唱から、ボディー・パーカッションへ。今年の「中学音楽コンクール」は、中学生全員が新たな挑戦を成し遂げた日となりました。
本日午後、講堂で行われた「中学音楽コンクール」。新型コロナウイルス感染防止のため、「ボディー・パーカッション」という新しい形で開催されました。
歌うこととはまた趣きの異なるコンクールとなりましたが、表現する力や団結力は大きく育ったと思います。クラスが一体となって練習し、力強くリズムを打ちました。審査員席の私にも、楽しさや迫力が伝わってきました。
工夫した振り付け、練習量、全身を使って訴える力…。クラスメイトを信頼しているのが分かります。音楽が自分たちのモノになっているクラスが多かったです。そして、マスクの下の笑顔が見えるようでした。
感染対策として、1学年ごとにステージ上の椅子の消毒を行い、換気をしました。また、生徒の舞台への出入りを生徒会執行部が放送で指示、1クラスが発表を終えて座席についてから、次のクラスが移動します。どのクラスも、静かに整然と登壇しました。ステージが整うまでは、スクリーンにクラスの練習の写真も映し出されました。
審査では、ルーブリックを使用しました。4つの審査観点は、既に生徒に知らせてあり、生徒たちは自分たちのクラスの到達度をチェックしながら練習に励みました。私を含む5名の審査員は、このルーブリックに従って審査を進めました。下真ん中の写真が審査ルーブリックです。
閉会式では、村木先生が講評、教頭先生が審査結果の発表を行いました。
1位 3年藤組「ワタリドリ」
2位 3年菊組「夜に駆ける」
3位 1年藤組「RPG」
どのクラスも素敵なパフォーマンスでしたが、やはり中学3年生のボディー・パーカッションは迫力満点でした。仲間との信頼を基盤にして、どんな速いリズムにも打ち遅れることなく、笑顔で対応してやるぞ!難曲だってかかってこい!と言わんばかりの気迫と風格が感じられました。2年生が「先輩たちにはオーラがあった!」と絶賛していましたが、その通り、中学最上級生としての威厳を感じました。やっぱり先輩はすごいね!
クラス最後の行事が、私たち教員の予想を遥かに超える形で終わりました。たくましい挑戦者たちに感動!です。生徒の皆さんには、今日までの道のりと共に、今日のこの日の思い出を大切にしてほしいと思います。保護者の皆様、お子さんをここまで応援してくださってありがとうございました!
最後に、コンクール終了後の何とも和やかで幸せな写真を1枚どうぞ!