演劇部自主公演

本日放課後、演劇部が中高合同の自主公演を行いました。

上演したのは「優しい銀河」という作品です。 演劇部の自主公演の放課後には何かの会議が入ってしまって私はいつも見逃していました。今日は途中からですが、観劇することができました。客席には、既に部員のクラスメイトや先生方が座り、舞台を見つめていました。

或る孤児院を舞台にしたこの作品。舞台に立つ生徒たちは、中1から高2まで、5学年にわたります。中高部員みんなが熱演しました。よく通る声で、台詞が飛び交います。劇中コントも登場して、笑いを誘いました。

中引き幕を使い、場面転換も部員総出で行っていました。ポストや大時計、バス停など、大道具も一生懸命作ったことが分かりました。数日前から講堂ロビーに置かれていたダンボールたちも、立派な舞台装置でした!

生徒たちの熱演に、会場から大きな拍手がおくられました。もちろん、裏方として頑張った部員たちにも。客席には、卒業ほやほやのOG3名も駆けつけ、「声、届いてたね」「みんな頑張ってた」と後輩たちの成長ぶりに目を細めていました。

コロナウイルスの感染拡大という事態を受けて、生徒たちには本当に活動の幅が狭められる一年でしたが、今日の演劇部の発表を見て、そんな中でもできることを一生懸命追求し、成長を続ける生徒たちの姿に感激しました。諦めない心を持ち、前向きに歩む生徒たちが、ここにもいました。