中学3年、オーストラリアへ

中学3年生は本日、オーストラリア研修旅行に出発します。
出張のため、出発式に出席できないオオバは、
昨日の5時間目、3年の学年集会でお話させていただきました。
中学3年生、さすがに出発前日とあって、どこかソワソワしているみたい。
しかし、私の話はしっかり聞いてくれましたよ。
お話の冒頭で説明したのは、平成10年度の中学3年生の感想でした。
そうです、初めてオーストラリアに行った学年です。
悲壮感さえ漂わせて日本を発った彼女たちでしたが、
翌年3月を迎えた頃、こんな感想を寄せてくれていました。
☆もう本当に最高!海外に憧れていたし、ホストファミリーとの出会いと、続けている文通はとても嬉しいです。(英語大好きなTさん)
☆英語が全く話せなくて情けなかった。でもホストファミリーと最後にたくさんしゃべれてよかった。(その後は英語頑張ったHさん)
☆行く前はすごくイヤで野宿してもいいから行きたくない、って言ってたような気がするけど…行ったら楽しいのは当然のことで、夜はちょっとホームシックになったけど、友達と一緒だったからヨカッタ!(ちょっぴり内向的だったWさん)
☆本当に大変だったけど、みんなで海外に行くなんて一生ないし、ホームステイだってマジ楽しかった。なんかいろいろ思い出すと泣けてくる。(健康委員でクラスをまとめたYさん)
初めて西遠が研修旅行で海外へ行く、という学年だったので、行く前はかなりナーバスになっていた人もいたし、現地で「挫折感」味わった人もいました。
もちろん、オーストラリアでの全てが楽しいだけでは終わらないものでしょう。
でも、きっと人生の糧になり、思い出せば最高の時間になるはずです。
今は30代の先輩たち、この訪豪研修旅行の体験を機に、ググッと人生を切り拓いた人も少なくありません。
今日出発する3年生の皆さんが、彼女たちに負けない素晴らしい思い出を作ってこられるよう祈っています。
元気で、行ってらっしゃーい!
では、はなむけに(!)、2010年にオオバが行った時(66回生の研修旅行時)に撮ったオーストラリアらしい写真をどうぞ。


ジャカランダ、咲いているかなあ…。
【おまけ】
オーストラリアの感想を読みたくて手に取った「平成10年度3年月組」というファイル、読み出したら止まらなくなりました(笑)。
あの頃のメンバーは元気かなあ。
体育大会でセーラームーンを踊り、学園祭でガラパゴスを調べ、音楽コンクールで♪わたしはハヤブサ~♪と歌い上げたがまさかの圏外…という激動の1年間を送ったメンバーたちとの日々が蘇ってきたオオバでありました。
皆の感想は、色とりどりのペンで書かれていて、癖字も誤字もいっぱいあるけれど、宝物です。

実は、中学修了にあたって、「老後に読むからみんな1年間の思い出を書いて!」と頼んで提出してもらったものをまとめた、このファイル。
ハッと気づけば、孫も生まれたし、あれから20年近くたったし、げげっ、ホントに老後が近づいてきたぞ…笑。