懐かしい本見つけた

深まりゆく秋、紅葉もだんだんと鮮やかになってきていますね。
今日の、我が家の庭。

風も冷たくなってきました。
昨夜は、暗い夜空にオリオン座を見つけ、「ああ、冬の星座と会える季節になったんだな」としみじみ思いました。
今日は、本棚の整理をしました。
すると、私の少女時代(はい、オオバにもありました、少女時代!笑)に愛読した本たちが次々に出てきたのです。
その中から、小学生の頃出会った本たちを紹介します。
その1 王道の名作たち

私は、小学3年の頃、この本で「若草物語」に出会い、小4で映画を見、小6で完訳本、高2で続編へと突き進みました。
大好きな本でした。
久しぶりに見るこの4姉妹の横顔の絵、懐かしさでいっぱいになりました。
「黒馬物語」も、動物好きの私には幸せな一冊でした。
「リア王」は、言葉巧みで意地悪なお姉さん2人に無性に腹が立ったものです。
リア王はなんで心の美しい末娘の愛に気づかないのだ!と。
その2 男の世界?大好きだったシリーズ

この色使いの表紙が、何とも私を冒険に誘うのであって、このシリーズはやたら本屋さんで買ってきてしまった私なのでした。
「三銃士」も、「鉄仮面」も、「紅はこべ」も、「まぼろしの犬」も…全部このシリーズで読みました。
あとの本はどこに行っちゃったんだろう…。
その3 偉人伝で生き方を知る!

先日、静岡英和さんにお邪魔した際、シュバイツアーのお話が出ました。
私が彼を知ったのは、この本でした。
伝記は、野口英世に始まり、古今東西、男女いろいろ読みました。
ナイチンゲール、ヘレン・ケラー、キュリー夫人…素晴らしい女性たちにもたくさん出会いました。
石川啄木は、ピアノの先生にプレゼントされて出会いました。
伝記では、その人がどうしても英雄のように書かれてしまうので、
いくぶん美化された書き方になってしまうとはいえ、
道徳的にこれらの本、これらの人々に
少なからず影響を受けたのは確かです。
小学生時代に出会ったこれらの本が、私という人間を作っているんだろうなあ、としみじみ思ったひとときでした。
皆さんを「作った」のは、どんな本たちですか?