本日、西遠女子学園の高校入学式が行われました。
桜吹雪の舞う、暖かい日となりました。入学式の前には、まだ高校の校章もつけない、まっさらな制服姿の新入生が、正門で桜をバックにクラス写真を撮っていました。桜の下の制服姿、とても美しい光景でした。新入生の表情も何だか大人びて見え、ああ、みんな高校生になったんだな、と感慨深い気持ちになりました。(公立出身生の皆さんがどこにいるか、すでに分からなくなりました!)
式では、クラス代表に高校の校章を授与、「18歳からの民主主義」(岩波新書)から人類学者の山極寿一さんの言葉を紹介し、18歳までにたくさんの人の言葉に耳を傾け、視野を広げ、18歳になった時、堂々と社会に参加できる人になってほしいとお話しました。そのためのプログラムが西遠にはたくさんあります。3年間で「確かな学力」と「世界の中で生きていく力」、そして「豊かな人間性」を磨いて、大きく羽ばたいてほしいと思います。
ご来賓のPTA副会長神谷様のご祝辞にも、新入生への温かい思いがあふれていました。公立中学から西遠を選んでくれた新入生への激励、西遠の中学から進級した生徒たちへの問いかけ、コロナ禍の中で力強く一歩を踏み出すことの意義・・・新入生の皆さんの心に深く刻まれたことでしょう。
新入生代表の「誓いの言葉」には、私たちが西遠の新たな歴史を作っていくのだという強い決意を感じ、大きく羽ばたいていくであろう未来を想像することができました。そして、在校生代表の生徒会長の言葉も、温かいものでした。「私たち在校生は皆さんと共にあります」という言葉に、新入生はどんなに励まされたことでしょう。思いやりと決意に満ちた新入生と在校生の挨拶でした。
入学式を終え、講堂や桜をバックに記念撮影する新入生とそのご家族。希望に満ちた横顔が嬉しかったです。
改めて、高校ご入学、おめでとうございます。 お天気にも恵まれ、高校生活のスタートを切った生徒の皆さんの活躍を心から応援します。 ご参列の皆様、ありがとうございました。これから3年間、どうぞよろしくお願い致します。