令和3年4月5日。3,4,5と前進したくなるような数字が並ぶ今日、西遠の令和3年度スタートです!
本日、西遠では、新しいクラスが発表され、新しいクラスメイト、そして担任の先生との学園生活が始まりました。そして、中2から高3までの5学年が講堂に集い、「新任紹介」「全校教員紹介」に続き、令和3年度前期の「始業式」に臨みました。
始業式では、これからの日本の未来を変えていく、そんな力が西遠の生徒には眠っていること、その力を将来発揮できるように、西遠での生活の中で「確かな学力」「世界の中で生きていく力」「豊かな人間性」を培っていこうというお話をしました。そして、心にいつも「挑戦」と「凡事徹底」の二つの言葉をとどめてほしいということも。
3人の頼もしい非常勤講師の先生方も加わって、令和3年度はワクワクするような始動です。
今朝は、えも言われぬ美しいピンクの絨毯と桜吹雪が、生徒たちを出迎えてくれました。
青空とピンク色の花びら、そして緑の若葉。そして、生徒たちの「おはよう」の声。新年度の学園生活のスタートが、こんな素敵な日になったことを、心強く思いました。
始業式の後、少し時間があったからでしょうか、たくさんのクラスが講堂前や正門で、クラス始動の記念写真を撮っていました。嬉しそうなざわめきや、楽し気な笑い声、おちゃめな桜吹雪ごっこなど、素敵なひとときでした。
初日からお掃除があるのが、西遠らしいところです! 実は、今日のお掃除で令和2年度の姉妹グループが解散なのです。一年間担当してきた掃除場所にも、姉妹グループのメンバーにも、深い深い愛着が湧きますよね。外掃除を中心に「掃除時間の生徒たちと学園の花たち」を撮ってみました。
ハナミズキの木々の下を掃き掃除するグループや、コデマリの白い花の前を掃除するグループ、ローズガーデンで落ち葉掃きに余念のないグループの頭上にはクリーム色のモッコウバラが咲き誇っていました。そして、ピンクの絨毯となった桜の花びらを箒で集める、何とも贅沢なお掃除に励むグループも。姉妹グループの集大成の15分間でした。たくさんの思い出を胸に、明日から新たなグループでがんばりましょう!ここで得た先輩と後輩の絆は、新たなグループが始まっても、決して消えることのない財産です。学園生活は、引き算じゃなく、足し算なのです。
さて、私も一つ小さな「挑戦」を始めました。図書館の入り口に「小さな白板(ホワイドボード)」を置いてみました。毎日、短歌や俳句、詩の一節などを紹介したいと思います。生徒の皆さんに、小さな出会いがありますように、心を込めて書きますね。スタートは、高浜虚子から。
これ、実は、歌人で横浜の高校の国語の先生 千葉聡先生の「小さな黒板」の真似です! 以前も、何度かブログで千葉先生の著書などを紹介させていただきましたが、私自身が先生の更新する「小さな黒板」に日々大いに感銘を受けてきました。千葉先生は、この春、桜丘高校から横浜サイエンスフロンティア高校に異動され、早速「横浜サイエンスフロンティア高校の小さな黒板」を始められました。 私も西遠の生徒の皆さんに向けて、毎日アナログでの発信を始めたいと思いました。 図書館の入り口の小さな白板です。千葉先生、足元にも及びませんが、今日から真似させてください!
令和3年度、ICT教育も、国際理解教育も、新たな展開を迎えることがたくさんあります。素晴らしい一年にしましょう!