小さな白板、始めました!

4月5日の始業式から、図書館の靴箱の上に、小さな白板(ホワイトボード)を掲げています。毎日、短歌や俳句、詩や小説などの一節を紹介したいなと思って、ささやかな挑戦として始めました。司書の水谷先生にもご協力いただいています。(ちょうど、水谷先生がブログ当番だったので、9日の公式ブログでも取り上げてくれました!)

この小さな白板は、5日の校長ブログにも書きましたが、歌人の千葉聡先生の「桜丘高校の小さな黒板」に感化されて始めたものです。ちばさと先生の足元にも及びませんが、いろんな本を読んで出会った言葉や、いい歌の歌詞や学園の言葉などを紹介していこうと思います。

第1週のラインナップを校内の写真と共にご紹介します。ホワイトボードは反射するので、どうも写真がうまく撮れません。そのうち撮り方をマスターしますので、ご容赦ください。

図書館に入るとき、図書館の前を通るとき、ホワイトボードに気づいてくれたら嬉しいです。そして、そこに書かれた言葉が、生徒の皆さんの心のどこかに引っ掛かるといいな‥‥と秘かに願っております。

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きょうのおまけ

今日は、「黄金の日日」で目覚めました。私が高校生の1978年1月から12月に毎週放送されていた大河ドラマ「黄金の日日」が美しい映像でよみがえり、先週4日から 毎週日曜朝6:45~ BSプレミアムで放送となったのです。私ばかりか、91歳の父まで楽しみに録画を始めました。戦国時代の自由都市 堺 を舞台に、フィリピンとの交易に成功した呂宋助左衛門を主人公にした壮大な物語です。助左衛門を演じたのは、市川染五郎(現 松本白鴎)さん。私は、石川五右衛門役の根津甚八さんの大ファンでした。毎週日曜夜が楽しみで、土曜の再放送も学校からダッシュで帰って観ていたものでした。大学受験で、小論文入試に挑んだ時、頭の中にこの「黄金の日日」のテーマ曲が鳴り響き、おかげで論文の骨子がかたまって、無事合格できました。実は、大河ドラマ前作「麒麟がくる」を見ているときにも、今井宗久が出るたびに、陣内孝則さんを丹波哲郎さんに脳内変換させておりました…。これから1年間、「黄金の日日」を日曜朝のご褒美にしたいと思います。

もう一つ、今日は、映画館で東京宝塚劇場の雪組千秋楽ライブビューイングに参加しました。雪組トップの望海風斗さんのラストデー、映画館でその舞台をたっぷり味わうことができました。サヨナラショーや退団者挨拶に涙したのはもちろんですが、ベートーベンの生涯を描いた『f f f -フォルティッシッシモ-』は、冒頭から、西遠関係者にはなじみ深すぎる音楽でスタートしたため、ドキドキしてしまいました。中学入学式と高校卒業式の入場音楽「運命 第4楽章」です。ベートーベンとナポレオンとゲーテを描くという大胆な舞台で、第4楽章が再び奏でられたシーンはとても感動的でした。今夜はしばし千秋楽の余韻に浸ります。

ローズガーデンのバラが開き始めています。