平成29年の授業が昨日で終わり、今日は「授業納めの式」となりました。
西遠は二学期制なので、冬休みは「学期末」ではありません。
でも、やっぱり12月です。
今年一年を振り返る大事な時ですね。
式に先立ち行われた「大会報告」では、バレー、バスケ、テニス、陸上、ギタマン、美術の各部活から、出場した大会で獲得した成績が報告され、賞状やトロフィー、盾などで、みるみるうちに演台の上はいっぱいになりました。
部活動に加えて、「感想文」「作文」「童話」のコンクールでもたくさんの生徒が入賞し、「書く」という自己表現の力を発揮してその素晴らしさが認められた生徒たちに、大きな拍手が送られました。
舞台に上がる先輩や友人に拍手を送りながら、「次は私も!」と目標ができ、自分の未来の姿を想い描いた生徒もいたことでしょう。
学園に集う仲間たちが、互いの頑張りを褒め称えながら、自分もまた高い目標を掲げて努力する…「青春の道場」にふさわしい姿だと思います。
平成29年最後の訓話として、先日発行された「友情」279号の巻頭言に書いた「92%が導くもの」についてお話をしました。
92%・・・10月の衆議院選挙における、西遠18歳の投票率です。
以前、このブログにも書きましたが、
この数字を私はとても嬉しく受け止めました。
西遠が目指す「未来を拓く女性」の姿をそこに見たからです。
「傍観者」として無責任に文句を言う生き方ではなく、
自ら考え、自ら動く、「参加する人」になる選択を、18歳の先輩たちが見せてくれたのです。
この数字は、これから有権者となる後輩たちにも、大きな指標となったことでしょう。
「どう生きるか」という問いは、これからも常に皆の前にあります。
人生の問いに答える時、この「92%」という数字が、西遠に集った生徒たちにとって一つのヒントとなるのではないでしょうか。
「クリスマスキャロル」の話もしました。
お金より大事なもの、
自分の人生で大切にしたいもの、
それを考えていってほしいと思います。
高校3年生は、年明けのセンター試験を皮切りに3月まで続く大学受験に向けて、ここからが正念場。
友も後輩も見守り、応援する中、どうか悔いなき日々を送ってほしい。
そういう祈りも込めて、生徒の皆さんにとって、健やかで有意義な年末年始となりますように。
それが、今年最後の訓話でした。
私の手元には、16日の講堂朝会の感想が集まってきています。
年内にお返しできませんが、ゆっくりじっくり読んで、お返事を書かせてもらいます。
11時からの大掃除では、姉妹仲良く学園美化に努める姿が見られました。
いちょう広場でも…
外掃除はどこも念入りに頑張ってくれています。
窓ふきも!
昇降口担当のグループは、マットをめくって…
「うわーっ!ほこりがいっぱい!!」
ほうき組、出動!
姉妹グループ、さすがの連携です。
こちらは、本物の姉妹。偶然通りかかったお姉さんに運搬助手を依頼。
30分の大掃除を頑張って生徒たちは、すがすがしい笑顔でした。
お疲れ様でした!
明日から西遠は冬休みになります。
すてきな冬休みになりますように。