遠鉄百貨店で行われている「中日いけばな芸術展」を訪れました。卒業生お二人の作品をゆっくり鑑賞したのをはじめとして、出品されたたくさんの芸術作品を一人静かに巡りながら、花と緑、そして花器との組み合わせの妙に、いけばなの可能性の無限を感じました。
花にも木にも、美しい瞬間があり、美しい角度・美しい色があります。一つの花だけでなく、他の植物と溶け合ったり、個性を発揮し合ったりして、組み合わせの面白さもそこにはあります。生け花のそれぞれの作品は、勢いや静、穏やかさや華やかさなど様々な、そして唯一無二の空間を醸し出していました。それぞれの作品に使われた花材も、展示された作品の傍らに掲示されていますので、お花の名前を覚えることのできるひとときでもあります（あまりたくさんは覚えきれずに現在に至っていますが…）。花と緑の中に身を置いて、心癒されるひとときを過ごすことができました。
会場では写真撮影が許されていましたので、素敵な花たちを切り取って撮影させていただきました。お誘いくださったお二人の卒業生に改めて感謝致します。ありがとうございました。
