働く魅力を識る

西遠の女性キャリア教育は、たくさんの卒業生の皆さんによって支えられています。
高校2年生は本日「働く魅力を識る」というプログラムで、卒業生の方々にご協力いただきました。
社会の様々なところで働いていらっしゃる卒業生の方に、ご自身の歩み、転機、ワークライフバランス等をお話いただき、生徒も質問をぶつけ、人生の先輩に助言をいただきます。
3時間目は、学年が中講堂に集い、コンサルタントとして活躍していらっしゃる、株式会社インディプロスの藤島淑子さんのお話をうかがいました。


藤島さんは、公式HPにも紹介されている先輩です。
西遠時代、どういう受験生活をしていたのか、どんな一日を送っていたのかを詳しく教えてくださいました。
中学バレー部で鍛えられたことが、受験生としての頑張りを支えてくれたというお話に、大きくうなずく高2たち。
東京大学に進み、就職、転職などを経て、独立されるまでの歩みや、
お子さんが生まれてからの働き方、
「働く」ということへの藤島さんの考え方、
その基盤となったご家族のことなど、
生徒たちは真剣に聞き入っていました。
藤島さんには、学級担任だった藤戸先生、バレー部の顧問だった池田先生というお二人の恩師がいらっしゃいます。
久々の母校での再会となり、一枚お写真撮らせていただきました!

そして、4時間目は、各クラスに卒業生の方をお招きし、近い距離でお話をうかがいました。
菊組には、服飾のお店に務める杉原さんが登場。

「様々な年齢層のお客様の話題についていけるように、海外のこと、政治のこと等いろいろな知識を取り入れています」
というお話に、生徒たち、驚いた様子でした。
また、働くお母さんとしてのご苦労や工夫のお話も、興味深そうに聞く生徒たちでした。
藤組には、歯科医の林さん。

パワーポイントを使いながら、
自分自身の「転機」となったことなどを詳しくお話し下さいました。
中3の時のクラス担任だったオオバは、久しぶりに出会った彼女の輝いている姿に、感動しました。
雪組には、助産師として働く鈴木さん。

実際に病院ではどのような勤務時間なのかをお伺いしました。
夜勤の時間を聞いて、みんな目を丸くしていましたが、2交代制の方が子育てがしやすいことや、同じ病院内でご自身の家族や事情に合わせて働き方をそれぞれ選択していらっしゃること等を聞きながら、実際に自分だったらどういうふうに働こう…、と具体的に考える生徒たちでした。
星組には、藤島さん。

資格を生かして働くにはどういうことが必要なのか、
好きなことを仕事にするにはどういう覚悟が必要なのか、
詳しいアドバイスをいただき、みんな納得していました。
私がのぞいたのは、ほんの数分ですから、50分の間にはもっともっと有益なお話がたくさんあったことでしょう。
「働く」と言っても、いろいろなスタイルがあり、
人生の転機を迎えて「どう働くか」「何を優先するか」ということが変わって来ることも、今回教わることができました。
高校2年生にとって、今日の先輩のお話は、人生の岐路に立った時、きっと心に響いて、道を照らしてくれることでしょう。
4人の卒業生の皆様の今後のご活躍を心からお祈りします。
ありがとうございました!