西遠では、5月31日から、4名の教育実習生が母校での実習に励んでいます。
3週間の実習もあと4日を残すのみ。今日は、全校朝礼で、実習生からお話がありました。100周年グラウンドでの校庭朝礼の予定が、雨模様だったので会場を急きょ講堂に変更しての朝礼です。
講堂のステージ上から実習生は、後輩たちに、「何にでも挑戦することが大切」「前向きな考え方をしよう」と、自身の経験をもとにメッセージを贈ってくれました。また、 高校から入学し、西遠での学園生活を3年間送った彼女の「できれば6年間西遠で過ごしかった」という言葉は、学園への最大の讃辞に聞こえて、 積極的に活動していた彼女の3年間の軌跡を思い出し、ジーンとしてしまいました。
続く1時間目には、実習生の研究授業もありました。
日本史の授業は、藤原道長の摂関政治。古典の知識も必要とする授業展開がとても興味深かったです。大学の先生もいらしてくださいました。実習生の頑張りは、生徒にも伝わります。生徒たちも話合いや発表に前向きでした。実習生の授業を見学していると、新鮮で心洗われる思いがしますし、自身に対して「初心忘るべからず」と戒めを受けたような気持ちにもなります。
西遠の卒業生は、教職を目指す人が多く、教員の一人として教師の後輩たちが生まれ育つことはとても嬉しく頼もしい思いです。実習生を育ててくれた各大学の皆様に感謝しつつ、フレッシュでエネルギッシュな4名の実習生に、残りの実習期間をぜひ全力で頑張ってほしいと願わずにはいられないオオバです。