連載中の「国際カンファレンス、私はこう思った!」は、去る6月25日に講堂で行われた「第1回西遠国際カンファレンス」に参加した生徒たちの感想を掲載しているシリーズです。
西遠は、令和2・3年度、静岡県グローバルハイスクール研究校の指定を受け、現在2年目の歩みを始めたところです。6月のカンファレンスでは、1年目の歩みを全校で振り返りました。1年目のプログラムは、高校1・2年生が主になった活動でした。そして、2年目、新高1と高2でHR展とその後の国際交流を研究実践していきます。高校2年生は、2年間にわたる研究校での実践のいわば主人公そのもの。第5回の今回は、高校2年生たちの感想を掲載します!
刺激を受けたカンファレンス
- さまざまな事に挑戦し、国際交流に積極的に参加している人達がたくさんいる事を知って刺激を貰いました。積極的に挑戦する事はとても大切だと改めて思いました。
- コロナ禍で出来ることが限られる中で、このような活動を行える西遠に入学して良かったと思いました。
- 沢山の国際交流の話を聞いて、国際交流は自分を大きく成長させてくれるいい経験だと思いました。私も海外が大好きで海外の方と交流する事が本当に好きなので国際交流を自ら応募したりしていますが、もっと積極的に国際交流をしたいと思いました。また大学でも国際交流をしたり、海外の歴史や文化を沢山学びたいと思いました。
- 4年生の子の発音がすごく綺麗だったことが印象的でした。今まで発音にはあまり意識してこなかったので自分ももっと頑張らないと行けないな、と思いました。
- コロナウイルスの影響で、海外への渡航が制限され、本来であれば、カナダ研修に参加したいと思っていたため、とても残念でした。しかし、オンラインで、できることが沢山あることを今日知り、今後、機会があれば、積極的に参加したいと思いました。
- コロナ禍でもオンラインで国際交流をとっているのを見てとても良い刺激になりました。 又、ホームルーム展の世界との交流の場面で、機会があればzoomなどオンラインで海外の方と意見交換などをしてみたいなと思いました。
- 大学での外国語習得とその活用という目標がより明確になりました。
参加したプログラムを振り返って
- コロナ禍でも海外と繋がる方法はいくらでもあると思います。4年生の時にはクラスでの国際スキルアッププログラムと春休みのオンラインツアーに参加しました。同年代の海外の生徒と英語で話すのはとても不安なことも多かったけどいい経験になったのでこれからもそのような機会があったら積極的に参加していきたいとおもいます。
- 私も春休みのオンラインスタディーツアーに参加したのでとてもいい経験をしたなと思いました。そして、コミュニケーションの難しさを改めて実感しました。相手の英語を理解できるようにがんばります。
- 3年生でオーストラリア研修、語学研修に参加して英語で会話をすることの楽しさを実感し、カナダ研修にも参加したいと考えていましたが、コロナ禍で中止となってしまいとても残念でした。しかし代替研修となるオンラインスタディツアーに参加し、オンラインで海外の高校生と会話をすることができて、よい経験になりました。
最後のHR展に賭ける思い
- この学校の人はもちろん、地域の方や海外の方きも分かりやすく今の社会の問題点や解決策などを伝えられたらいいなと思います。
- 去年のホームルーム展で培ったICTリテラシーや、反省点などを生かして、作り上げていきたいです。また、去年クラスで調べたことを今年のホームルーム展にも繋げていきたいと思います。
- オンラインも取り入れながらやるので大変だとは思いますが、ネガティブに考えるのではなくオンラインも使えるからこそできることを探し、去年の反省やいい点をふまえてホームルーム展をやりたいです。
- 去年より英語力を上げて積極的にグループの子、クラスに貢献していきたいと思いました。
- 今年のホームルーム展では、去年のオンライン学園祭で培った情報リテラシーやICTリテラシーを活かしたホームルーム展にしたいです。先日お話を聞いたTEDxHamamatsuの河口さんの講座も役立てたいです。最後の学園祭でオンラインとオフライン両方での開催という初めての体験が出来て幸せだと思うので、よい思い出となるような学園祭にしたいです。
- 今年の学園祭HR展は最後になるので、今の私たちだからこそできることを地域、そして世界に訴え、深くテーマについて考えたいです。
- 外国の方にもっと見て貰えるように、英語字幕だけでなく多言語のものも導入しようと思いました。
- 今年私はずっと憧れていたホームルーム展の責任者になることができたので,人数が少なく,みんなの仲が良いこのクラスだからこそできるホームルーム展を作り上げ,今日聞いたお話のホームルーム展の反省点,というところを今回活かして,最後の後悔のないホームルーム展を作り上げていきたいと思いました。
- 「地域から世界へ」というわかりやすいテーマで、自分たちにできる地域貢献を考えて、活動して行きたいです。オンライン学園祭では世界に発信できるという利点があるので、それを活かして最後の学園祭、皆で力を合わせて、自分たちの思いを伝えたいです。
高校2年生は、カンファレンスの翌日、最後のHR展のテーマについて、実に深い話し合いをし、クラスの研究テーマを決定しました。カンファレンスを経て自分たちのすべきことや可能性など、いろいろ考えることができたのだと確信しています。学園祭だけでなく、2021年度の静岡県グローバルハイスクールの活動を、そして西遠全体を引っ張る高校2年生の果敢な挑戦に、今、大きな期待が膨らんでいます。