気持ち良い挨拶

5月になりました。
西遠は、今日から制服を冬服・夏服どちらを着ても良い期間。
初日から、早速「夏服娘」たちが登校しました。
自分だけかな、という不安もあったでしょうが、夏服の仲間を見つけると笑顔満面。
これから5月いっぱい、教室には、紺と白の2色の制服が混在します。
さて、先ほど、下校する生徒たちが教員室の窓の外に見えました。
ピカピカの1年生たちです。
教員室の中の私と目が合うと、とても大きな声で「さようなら!」と挨拶してくれました。
嬉しくて思わず手を振ってしまいました。
いいなあ、気持ちの良い挨拶!
挨拶は人の心を元気にしますね。

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「星の王子さま」みたいなエピソードを一つ。
先日訪れたはままつフラワーパークで、バラの写真と名札の写真を写していたらSDカードの残量がなくなってしまったと、この間のブログに書きました。
その一つが、このバラ。

薄紫のバラを見て、「あ、これはもしかして…」と思い、名札を探しました。

やはり、「しのぶれど」という名前でした。
実は、数年前にフラワーパークの売店でこのバラの苗を買って、庭に植えてあるのです。
フラワーパークのローズガーデンでは、この「しのぶれど」がたくさん咲いていました。
見事でした。
でも、うちに帰って思ったのです。
私の家のたった一輪の「しのぶれど」がやっぱり愛しいなあ、と。
これです。     ↓

毎年、本当に数輪しか咲かない(一輪だけしか咲かない年の方が多い)のですが、この庭に来て私たち家族に会いに来てくれた「懐かしの人」のような気持ちで、毎年この花と対面します。
「星の王子さま」にとって、星のたった一輪のバラが大事だったように、たった一株の苗ですが、うちの「しのぶれど」はやっぱり特別です。
皆さんのお庭にも、そんな花があるのではないでしょうか。
大好きな「星の王子さま」と比較するには、ちょっとちっぽけなエピソードでした。