今日は、息子一家に誘われて、鳥羽水族館まで行ってまいりました。
ゴールデンウィークのど真ん中だけあって、渋滞にはまりましたが、久しぶりに2人の孫と楽しい時間を過ごせて、「おばあちゃん」はとてもうれしかったです!
さて、鳥羽水族館と言えば、ジュゴン君!
すごい人です。
私は何十年ぶりの再会でしょう。
息子が保育園の頃来て以来?
悠々と泳ぐジュゴン君、
水草を食むジュゴン君、
心が癒されるのを感じました。
孫二人は、大きなジュゴンやカメより、
水槽の中の色とりどりの魚に大興奮でした。
帰路、夕日の落ちるのを車窓から眺めながら、
ぐずりだした孫をなだめようと、車内のウサギとクマを使って、即興の「おばあちゃんぬいぐるみ劇場」をやってみました。
はるか昔の体当たり育児を思い出します。
結構ウケました、ほっ(笑)。
相変わらず喉の調子が悪くて「だみ声」でしたが、子守歌も歌ってみました。
♪いつのことだか思い出してごらん/あんなことこんなことあったでしょ~♪
昔子供たちを寝かせる時に歌っていた「想い出のアルバム」20数年ぶりの再登場です。
歌詞もいい加減、音域も息つぎもボロボロ状態でしたが…
春から四季を辿って歌っていると、、…おお、孫が寝た!
日頃「おばあちゃん業」はほぼ皆無という落第おばあちゃんですが、
子守唄ってすごい!と思いました。
すやすや眠る横顔は天使ですね。
それにしても子供時代はあっという間に過ぎ去ります。
歌って寝かしつけるということも、何年か先にはしなくなるものです。
世のお母さんは皆、歌ったり、ほめたり、おどけたり、叱ったり、毎日エンターテイナーぶりを発揮してお子さんを育てています。
誰もが初めてのドキドキ体験で、必死の日々。
情報が氾濫し、孤独も味わい、目の前の子どもが全く言うことを聞かなかったら、
心の余裕をなくす時だって、本当にたくさんあるのだろうな、と想像してしまいます。
けれど、「くちびるに歌をもて」の詩のように、歌が子供を夢見させ、安心させることも大いにあるのでしょう。
私みたいにだみ声でもちゃんと寝てくれる!
歌に自信のない今のオオバがこんなに幸せな気持ちになっているということは、
歌は自分の気持ちをも幸せに変えてくれるのです。
ですから、やはり歌、特に子守唄っていいものだと私は心から思うのです。
くちびるには歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。
ツェーザル・フライシュレン作
山本有三訳
「心に太陽をもて」部分
明日は子どもの日。
子育て真っ最中の皆様に、ダメおばあちゃんのささやかな体験と思いが伝わったらうれしく思います。