11月最後の土曜日。今日も各学年、様々なプログラムが組まれ、生徒たちにとって、筋肉痛や腰痛(昨日のロングウォークが原因!)と闘いながらの充実した学びの土曜となりました。
その1 中学2年生「作法指導」
和室と学習室に分かれて、中学2年生が作法指導を受けました。和室では、畳の間での立ち居振る舞いや座布団の正面の確認 など、皆真剣に教わっていました。足のしびれを気にしながらも、生徒たちは全集中です。何度も練習していると、形も整ってきます。
学習室では、洋食のテーブルマナーを学びました。ナイフやフォークの使い方にも意味があります。意味を知れば、振る舞いの必然性が理解でき、所作から迷いが消えますね。今日教わったことは早速実践したいものです。
作法指導は、「心と行いの教育」の重要なプログラムです。
その2 中学3年生「探究活動」
中学3年生は、11月にそれぞれが行ってきた探究活動をまとめ、クラスで発表しました。グーグルスライドにまとめた自分の研究内容を、級友の前で説明します。中学1年生から様々な形で続けてきたプレゼンテーションは、声も、姿勢も、そして内容も、行事を体験するたびにどんどん進化して、今日の3年生の発表はとても堂々としていました。
スライドのまとめ方にも「見せる工夫」が随所にありました。
その3 高校1年生「学問を識る」
高校1年生は、大学や学問、職業などについて広く学ぶプログラムが年間にわたって計画されています。特にこの11月は「進路を考える月間」ですから、日々の学習姿勢を確立し、さらに将来の目標設定のために、さまざまな学問の世界を学びます。
今日は、それぞれ学問の世界で研究を続けている4人の卒業生が、生徒たちにオンラインでその学びの世界や自身の道のり(西遠時代も含めて)を説明します。生徒は、2時間で2人の卒業生のお話を聞きます。天文学や、工学、体育学、そして中国語。先輩たちは、それぞれ、自身の追究する学問の魅力や、現在の地震の活動に至るまでの様々なきっかけ・逡巡・選択理由などを後輩たちに丁寧に語ってくれました。西遠時代から地続きの歩みは、生徒たちに大きな刺激を与えてくれたことでしょう。
それぞれの教室を訪ね、懐かしさのあまり画面の卒業生に向かって、思わず大きく両手を振ってしまったオオバでした。彼女たちの制服時代が甦ります。こうして学びを続け、学問の道を究める卒業生たちが、後輩たちにあたたかいメッセージを発してくれる、なんて贅沢な授業だろう…と改めて嬉しく思いました。
西遠のキャリア教育は、先輩から後輩へとしっかり受け継がれています。
その4 高校3年生「禁煙教室」
高校3年生は、6年間の「健康教育プログラム」の最後を飾る「禁煙教室」に臨みました。遠州病院名誉院長の水上先生が今年も講師を務めてくださいました。
水上先生は、たばこの害について詳しく説明してくださり、女性の体に大きなダメージがあることや、喫煙とコロナウイルスの関係についてもお話してくださいました。社会に出る前に、喫煙の害などをしっかりと知ることができ、生徒たちにとっては大変有意義な学びとなったことでしょう。水上先生、ありがとうございました。
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今日は午後、「第1回高校入試説明会」も開催致しました。ご参加くださいました中学3年生の皆さん、ご家族の皆様、ありがとうございました! 帰りがけに点灯していたクリスマスイルミネーション、日が落ちて暗くなると、こんな感じに輝きます。寒い季節ならではの、あったかい光景です。
次回 第2回説明会は12月11日(土)です。公立中学3年生の皆様のたくさんのご参加をお待ちしております。