昨日は、午後7時から「中野町を考える会」の定例会に途中参加しました。会場は、先月のロングウォークのチェックポイントだった「中野町自治会館」です。ロングウォークの実施報告とお礼に伺ったのですが、なんと昨夜の定例会は記念すべき200回目だったことを知りました! すごい日に参加させていただきました!
遅刻して会場入りすると、そこには、中野町を支える頼もしきメンバーの皆様がそろっていました。そして、すぐに「じゃ、大庭さん、ロングウォークの総括をどうぞ」と、着いたばかりの私にいきなり振られました。
実は、11月15日に行われた先月の定例会(第199回)には所用で参加できず、ロングディスタンスウォーク協力依頼の文書だけ届けたオオバだったのですが、皆様快く西遠の行事にご協力くださり、鍵開けや案内のボランティアを買って出てくださったことを、私はその翌日のメールで知りました。
そして、当日、たくさんの「考える会」会員の皆さんが、西遠生のイベントを見守ってくださったのでした。生徒たちの当日の感想の中には、こんなふれあいのエピソードが…。
- 中野町、おじいさんが車を止めて、お話しをしてくれた。親切な人に会うことができたてよかったです。(5年)
- 松雲寺を探している時に通りかかった地元の人が場所を教えてくれました。場所が難しくて自分たちではたどり着けなかったと思うのでとてもありがたかったです。地元の人の優しさを感じた瞬間でした。(6年)
- 中野町の地域の人と明るく挨拶ができ、話すことが出来て楽しかったです。(2年)
- 私は「まっしぐら」で地域の方に話しかけてもらいました。とてもフレンドリーで優しく、話しててとても気持ちが良かったです。疲れていたのですがその方々のおかげで元気が出ました。私も将来、このような人になりたいと思いました。(1年)
- 地元のおじいさんが「鍵開けてあるから見学してみてね」と優しく声を掛けて下さり、嬉しかった。(6年)
これらの感想を昨夜の定例会で報告したところ、「おい、おじいさんって誰だあ?」「俺のことかな」「道教えてあげたよ!」「おじいさんらは声かけやすいからいいけど、僕らの年齢だと若い女の子に声かけていいだか、ちょっと迷うなあ(笑)」などなど、にぎやかな感想をいただきました。「松雲寺は地元でもわかりにくいでなあ」「松雲寺がチェックポイントって伝えたら、ちゃんと窓拭いて待っててくれただよ」と、知られざるおもてなしエピソードも教えてくださいました。改めて感謝です。
きれいな窓ガラス!
「まっし蔵」が「見学してよかった場所」としてたくさんの生徒が挙げてくれたことも、考える会の皆さんにはとても嬉しかったようです。蔵の入り口には「西遠女子学園の皆さん、ようこそ中野町へ」のウェルカムボードもあり、中には、中野町今昔の写真が生徒を迎えてくれました。伊豆石で作られた大変価値ある蔵なのです。
定例会では、中ノ町小学校の地元探検の報告や、子ども食堂(があるんです!)の近況報告、花壇の整備計画など、たくさんの議題が話し合われました。
中野町を考える会は平成17年に結成された会です。実は私もこの会に「女性が誰もいないから、参加してよ」と誘われ、途中から参加しました。新天竜川橋の拡張工事に伴って、国交省の方々と話し合いを重ねたことは初期の懐かしい思い出です。討議の結果、桜10本の公園ができ、「よってきっせぇ中野町」もでき、フラワーロードもできました。地元の歴史を書いた看板も設置され、案内パンフレットも作製。Tシャツやトートバッグも販売! その後、伊豆石の蔵の整備やイベント、新名物「はりつけもち」の販売など、会はどんどん地元を豊かに魅力的にしてきました。ただ、私自身は、ここ10年ばかり、幽霊会員と化し、中ノ町の花火の夜のブログ更新ぐらいしか、会員としての仕事をしておりません…(陳謝)。そんな私からのロングウォークへの協力依頼に熱く応えてくださった皆さんの優しさと気配りと行動力は、本当に地元の財産であり、私の自慢です。
昨夜の会のおじさま方(私からするとお兄様方が多いかな。おじいさま方とは言わないですよ!)にまた元気をもらい、時間のある時はちゃんと会に参加したいなあと思いながら、中野町自治会館を後にしました。