今日は、夏休み前の最後の授業日でした。
高校3年生の現代文の授業が公開されたので、3時間目の後半と7時間目に教室にお邪魔しました。
3時間目、6年菊組の教室です。
森鴎外の「舞姫」を一通り学んだ生徒たちは、先生から、「舞姫」から発展した課題として「人間にとって一番大事なものは何だろう?」という大きな問いを出されました。
A 愛情 恋愛
B 地位 安定
C 友情
D その他
小グループで検討した結果、A~Dのどれにまとめたか、各グループに聞いています。
発表担当者が、1分間で選んだ項目と理由を力説。
「愛は本能!」との名言も飛び出しました!
聞く生徒たちも、うんうんと大きくうなずきながら真剣に聞いています。
各グループ活発に議論したからこその、この表情なのでしょう。
代表4グループの発表で授業が終わりました。
授業後、「私たちのグループ、すごく面白い論をまとめたんだけどなあ」と発表意欲満々の生徒たちでした。
7時間目は、6年星組にお邪魔しました。
今度は全グループが発表する時間が取れるように、各グループ、キーワードを書いています。
3時間目の授業がさらに改良された感じです。
そして、発表。1分間は短いですが、説得力のある発言が飛び出します。
夏休み前最後の授業が、こんなに活発に行われるのを見て、
名作には人を本気にさせる力があるなあと「舞姫」のすごさを感じました。
そして、生徒たちの表情を見て、議論する楽しさを改めて感じました。
そして、そして、わたしもまた授業がやりたくなりました!
明日は、夏休みを控えて、講堂での夏休み前授業納めの式、地区会、大掃除、LHRなどが行われます。