今日は、私の住む地元中野町の由緒ある花火大会の日です。
江戸時代からずっと続くこの花火は、浜松市地域遺産にも認定されています。
よく「中野町の花火、今年は何日?」と聞かれるのですが、
我が中野町、花火は必ず8月14日でございます。
週末とか休日とかは関係なしで、14日。
したがって、浜松祭にも属さないわが町は、毎年8月14日が一年で一番賑やかで忙しくて興奮する日なのです。
花火を天竜川河川敷で見るか、家で見るか、結構大きな家族問題でもあります。
私はここ数年、河川敷で必ず見物しています。
今年も、18時30分に間に合うように、河川敷に出かけました。
暑い!
河川敷では、18時30分から、地元の若者たちによるよさこいソーラングループ「響天動地」が登場。
元気いっぱいのパフォーマンスが繰り広げられます。
響天動地は今年で設立10周年とのこと。
このグループの立ち上げから尽力したメンバーには、西遠の卒業生もたくさんいるんですよ。
バトンやダンスといった部活動や、クラスパフォーマンス(パフーマンス大会は最初、体育大会の中の高校の出しものでした)など、在学中から踊ることが大好きだった生徒たちが、地元で新たな文化作りに貢献している、それを毎年間近に見られるというのは、とても嬉しいことです。
煙火大会の司会も、卒業生の新井さん。
私にとっては、中ノ町小学校の後輩でもあります。
毎年、美声で河川敷を仕切ってくれる頼もしい存在です!
そして、そして、夕闇せまる18時30分。
今年も浜松市長の鈴木康友さんによるカウントダウンで、煙火大会2018がスタートしました。
21時までのたった90分ですが、贅沢な時間だと毎年思いながら堪能しています。
花火の明るさは、すさまじいですね。
乱れ打ちのように次々夜空に咲く花火の花を、桟敷席でじっくり味わいました。
もっとも、3歳の孫は花火がまだ苦手。
今年も大泣きで、30分持ちませんでした。
こういうひとコマひとコマも、やがて家族の大事な歴史になるんですね。
今年は煙が私たち見物客の方に流れてくる風向きだったので、余計に花火が幻想的に思われました。
たった90分の豪華な時間。
今はまだ余韻の中にいますが、
この花火が終わると、一気に秋の気配が感じられる地元です…。