明日2月25日、今年度第2回となる「西遠国際カンファレンス」が行われます。西遠は、昨年度から「静岡県グローバルハイスクール研究校」の指定を受け、学園祭HR展を中心とした課題探究学習で地域や世界を知り、オンラインとオフラインを融合させた国際交流に努めてきました。6月の第1回では、令和2年度の主な活動を振り返り、これから「学園祭」「国際交流」にどんな姿勢で臨むべきかを話し合いました。明日の第2回では、6月以降に行われた様々な行事やプログラムを振り返り、意見交換もICTを利用して実施することになっています。
放課後、明日のリハーサルが講堂で行われました。壇上に立つ生徒たちが一堂に会し、全体の流れの説明を受けてから、舞台や客席で練習に励みました。
リハーサルでは、生徒はみんな緊張感を漂わせながら、壇上でのパソコン操作とプレゼンテーションを頑張っていましたが、特に最後の「意見交換」を担当する生徒たちは、原稿もありませんので、かなり緊張している様子。でも、生の声が聴けるのを、私は楽しみにしています。
報告冊子も完成しました。教室から参加する中学1年生用に、映像配信の準備も整いました。リハーサルは18時を過ぎて終了しました。さあ、明日の国際カンファレンス、いよいよ楽しみです。生徒たちがどんな体験をし、何を得て、これからどう生きていきたいと思っているのか、発表者の言葉に静かに耳を傾け、全校生徒を応援したいと思います。
リハーサルが終わって講堂を出ると、夜のグラデーションを見せる空が、講堂を包んでいました。ロシアがウクライナに侵攻したとのニュースも入ってきて、世界が緊迫しています。こんな時だからこそ、国際カンファレンスを行う意味は、重く尊いと思います。平和を愛する心、グローバルな視点、他者とわかり合う姿勢、共生の文化を、西遠は追求していきます。