学園祭では、中学3年から高校2年までの各クラスが、クラスの研究展示「HR展」を行います。
HR展の大きなテーマは「伝統と創造」。
そして、学年ごとに課題となる学年テーマがあります。
中学3年 地域の魅力を発見する
高校1年 地域と世界を比較する
高校2年 地域と世界に提案する
こうした学年ごとの課題をクリアすべく、各クラスはこれぞという研究テーマを話し合いの中で見つけ、調査と研究で掘り下げます。
夏休みには、それぞれのクラスが取材に走りました。
そして、実力テストも終わった現在、休日も返上する勢いで、教室や廊下で製作作業が日々進められています。
この週末の様子をちょっとご紹介しましょう。
土曜日は、総合的学習の時間も使って、作業が進みました。
早くも、木工作品も組み立てられつつあります。
屋外での作業はブルーシートを敷いて、塗装などダイナミックに進みます。先生方も相談に乗っていますね。
日曜、「西遠カップ」のバレーボールの熱戦が体育館で繰り広げられている間も、西館と東館では作業が進められていました。
教室では、係ごとに個々の作業を進めています。
どこの廊下を覗いても、必ず作業する生徒たちの姿があります。
廊下のベンチは、クラスの垣根を越えた作業場となっていました。友好ムード。
こちらは、地図帳と相談しながら、立体的な地図を作るぞチーム。
何故か、太鼓の達人チームもいました(笑)。
楽しみながら製作にあたることができるのも、休日ならではですね。
放課後の限られた時間、
そして休日のまとまった時間をフル活用しながら、
クラスメイトの協力と団結のもとに、
教室はだんだんと展示空間に仕上がってゆきます。
けれども、HR展が完成するまでには、
まだひと山もふた山もありそうです。
それを乗り越えるからこそ、当日は見事な展示が見られるわけです。
真剣勝負の生徒たちのこれからの努力の日日を応援しています。