本日、中高の新入生のオリエンテーション1日目でした。新入生の皆さん、ようこそ西遠にいらっしゃいました。これから西遠で青春の日々を刻んでいきましょう。私たち教職員は、心を込めてその成長を支援致します。保護者の皆様にも、本日お目にかかることができました。皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。
満開の桜の下で、中学に入学する生徒が、新中3のお姉さんから学園の創立者の像について説明を聞いていました。
今日オリエンテーションに集ってくださった皆様と、春休みの図書館を訪ねてくれた小学生の皆さんに向けて、白板を書きました。
3月30日(水) 世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 在原業平
平安時代の歌人で「六歌仙」の一人、在原業平の代表的な和歌です。「せば~まし」の用例としても高校生にはおなじみでしょう。もし桜がなかったら、春を迎える私たちの心はもっとのどかだったのに(桜があるから気が急いたり悩んだりしてしまう)と、桜の美しさに魅了された日本人の心を歌っています。
この歌に触れた俵万智さんの思いを、明日の白板に綴ります。