春爛漫の今日、高校入学式が行われました。コロナ禍の影響で、参列の在校生を減らし、ご来賓もPTA副会長の神谷様に代表してご臨席いただきました。
式では、新入生の氏名を担任が読み上げました。元気な返事で起立する生徒たち、とても頼もしく見えました。代表2名に「校章授与」を行い、創立者への花輪奉呈に続き、学校長訓示を行いました。
- 校訓「典雅 荘重」の意味と、建学の精神、教育目標のこと
- 高校時代にはいろいろなことが起きる、たくさんの出会いがある
- 誰かの小さな行動が大きく世界を動かす「バタフライ・エフェクト」は、きっと西遠の学園生活の中にも無数に起きている
- これから3年、先生も上級生もご家族も地域も、あなたを支えるから、あなた自身が勇気をもって一歩踏み出し、挑戦してほしい
訓示の中で紹介した短歌は、「なんにでも成れそうな日も あしたさえないような日も 高校時代」(江尻恵子)でした。3年間の「青春の道場」での日々は、希望に満ちた日もあれば、絶望するような日もあるかもしれないけれど、それを乗り越えて成長してほしいという願いを込めました。
PTA副会長の神谷様は、公立中学からの入学生の不安な心境も思いやってくださり、さらに「愛の反対は無関心」というマザー・テレサの言葉や「 テラ・ルネッサンス 」創設者の鬼丸昌也さんを紹介して、青春の道場での日々が晴れやかな未来につながるのだとお話しくださいました。
新入生誓いの言葉では、代表の川原さんが「感謝の気持ちを忘れないで頑張ります」と力強く述べ、在校生代表の歓迎の言葉では、令和4年度の高校生徒会長吉井さんが、「人との出会いの奇跡を大事にしてほしい」「悩んだ時は上級生を頼ってほしい」と新入生に呼びかけました。
校歌は一番だけ歌いました。いつもより短い校歌斉唱でしたが、歌えるということがこんなにも嬉しく感じられるのだと、改めて思いました。
式の後、クラスごとに桜をバックに集合写真を撮り、本日は下校となりました。お天気のよさもあり、たくさんの新入生とそのご家族が桜の下で記念撮影をしていて、のどかで幸せな光景が広がった学園でした。
新入生の皆さん、どうぞこれから「青春の道場」での1000日の修行に臨んでください。勇気を出して一歩前へ! 保護者の皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
明日は令和4年度の始業式です。