本日、中学入学式が行われました。新入生の瞳の輝きと、ひたむきなまなざし、そしてまっすぐな思いを感じて、壇上での校章授与では、一人一人の未来が明るいことを心から感じました。ご臨席くださいましたご来賓の皆様、ご家族の皆様、在校生のみなさん、教職員…皆に見守られて、新入生は「青春の道場」での2000日の修行の第1歩を力強く踏み出しました。
新入生代表による誓いの言葉では、入学後頑張りたいことを3つも挙げてくれて、聞いていてワクワクしました。在校生代表の歓迎の言葉も、新入生への愛がいっぱい詰まっていてうれしく思いました。式の後、老校長の胸像の前には、代表生が入学式で奉呈した花環が飾られました。
入学式の写真は来週改めて掲載したいと思います。
入学式の告辞でお話した歌集「未来のサイズ」。昨夜この本を改めて読み返し、入学式でお話しようと思い、この本を持って舞台に上がりました。「制服は未来のサイズ‥」という歌にこめられた作者の思いはもちろん、一冊の本が出来上がるためにたくさんの人々の存在があることを、新入生の皆さんに伝えたいと思いました。さらに、作家落合恵子さんの「人は誰でも平凡な、けれどひとつとして同じものではない本を一冊残して、そして死んでいく」という言葉にも触れ、一人一人の人生は一つとして同じではないこと、皆が支えながら一人一人の人生が綴られていくこと、せっかくであった西遠の仲間がその支えになってくれるのだということを、お話しました。新入生の心に残ってくれたら嬉しいです。
入学式、そしてPTA入会式、クラス毎の記念撮影が行われた後、新入生とご家族の皆さんは、正門や静思堂前、枝垂れ桜や八重桜、そしてハナミズキの木をバックに、真新しい制服での記念写真をたくさんたくさん撮っていました。あたたかい春の日差しとたくさんの花々が新入生を見守っていました。
新入生の皆さん、今日から一緒に歩みましょうね。保護者の皆様、ご家族の皆様、どうぞこれから6年間よろしくお願い申し上げます。