今年もあと10日。
平成30年が暮れようとしています。
本日、西遠女子学園の授業納めの式があり、
生徒は明日より冬休みとなります。
授業納めの式に先立ち、読書感想文や新聞感想文の入賞者の大会報告がありました。
感想文を書く力があるということは、本や新聞記事を「読解」し、それを「アウトプット」する力があるということです。
たくさんの生徒が各種コンクールで表彰されることに、大変誇らしい気持ちです。
尚、一部のコンクールは年明けの表彰式もあるので、新年にもこのご報告ができそうです。
また、私学協会から「善行賞」を受けた生徒の報告もありました。
ギターマンドリン部の高2松下さんと吉田さんです。
学園祭前の雨の夜に、けがをされた男性を見つけ、介護と連絡に努めたことが、表彰の対象となりました。
こうしたふるまいは、西遠生ならば誰でも進んで行ってほしい見本です。
二人の行いを心から嬉しく思います。
授業納めに際し、中高時代につけておきたい力の話をしました。
その中で、40年以上をアホウドリの保護に努めた長谷川博さんのことをお話しました。→長谷川さんの記事はこちらから読めそうです。
何度か長谷川先生の取り組みはテレビで紹介されてきましたが、長い間本当にご苦労の連続の中で、諦めることなく研究を続けられ、アホウドリの営巣や繁殖を実現された不屈の精神というものに、私たちは学ぶところが大きいと思います。
この先、様々な出会いをしていく生徒の皆さんが、人生を賭けて挑み続ける何かに出会ったり、それを支える一人になったり、・・・未来の可能性をいっぱい秘めた生徒の皆さんが、2019年を力強く踏み出してほしいと思います。
今日の大掃除では、数年ぶりにワックスがけをしました。
ワックスの扱いに慣れていない生徒たちが、一生懸命ワックスがけに励んでくれたおかげで、学校の教室や廊下の床がピカピカになりました。
「乾燥した肌に、クリームを塗り込む作業だよ」と言ったら、ある生徒に「先生の肌は大丈夫なんですか?」と鋭く突っ込まれました!(ご心配ありがとう。)
尚、掃除を終えて戻ったら、校長室前の廊下は、どうも時間切れだったらしく、ワックスがベトベト、ギラギラで滑る!
教職員有志で居残り掃除を致しました…。
掃除にも計画性と時間配分が必要ですね。
慣れないワックスがけで、平成30年の授業納めとなりましたが、これも良い思い出になることでしょう。
生徒の皆さんも、先生方もお疲れ様でした。
楽しいクリスマスも待っています。
すてきな冬休みをお過ごしください。