タイトルを見て、「日の出・日の入り」の間違いじゃないの?と思った方もいるでしょう。
最近、オオバは太陽ではなく月の出る時刻に興味を持っております。
これもまた、カメラでお月さまを撮るようになってからのこと、学生時代にはあまり天文分野に興味もなく(ごめんなさい!)せいぜいオリオン座と北斗七星・・・(あ、カシオペア座も覚えた!)ぐらいしか分からない10代でした。
初代デジカメで、花の写真の楽しさを知り、花を撮影していたらやってきたメジロに感動して、鳥の名前を覚えるようになりました。
そして、2代目デジカメでお月さまと出会いました。
某カメラショップで、何かの出来上がりを待っている間に、ほぼ衝動買いしてしまった今の2代目デジカメ。
その時、優しそうな店員さん(NHKの鈴木菜穂子アナ似だった…)に
「このカメラ、お月さまが撮れるんですよ!」
と言われたのですが、別にそれが決め手で購入したわけではありませんでした。
後日、
「あの店員さんも言ってたことだし、じゃあ夜空も撮ってみるか…」
と、月を見上げてカメラを構え、ズームしたらば・・・!!
裸眼では見えない月の表面のゴツゴツがしっかり写っているではありませんか!
それからというもの、お月さまを写すことが楽しくなりました。
上弦の月、下弦の月、立待月、居待ち月、寝待月…と言った言葉も、実体を伴うようになりました。
すると、お月さまののぼるタイミングに興味がわきました。
せっかくなら、いい時間にお月さまを捕まえて、カメラに収めたいという欲望(笑)からです。
月齢や月の出を調べる時、二つのサイトに主にお世話になっています。
一つは、月の暦を教えてくれるサイト「月の朔望のページ」です。
これで、いつが満月かを調べます。
もう1つのサイトは、日の出・日の入り・月の出・月の入りを調べる時に便利な「国立天文台」HPの中の「各地のこよみ」というところ。
ここで、「静岡県」を選び、「月の出入り」を選びます。→こちら
クリックしていただくと、何と今日1月28日は、月の出の欄が
・・:・・
となっています。
そうです、今夜24時までに月は出ないんです。
月の出は、日付が変わって29日の午前1時1分。
但し、これは静岡市が標準なので、浜松はもうちょっと遅いです。
欠けていくお月さまは、だんだんと月の出が遅くなるのです。
26日の土曜日は、大坂なおみ選手の優勝も知らず(のんきですよね)、帰りの車中で月が昇り始めたのを見ました。
だいぶ欠けたなあ、と思いながら、赤いいびつなお月さまを目で追いました。
うちに帰ったらすぐ撮影しようと思っていたのに、帰宅したらすっかり忘れてぬくぬく暖まっておりました。
寝る時に、あっと思い出して撮ったのが、こちらです。
もう27日になっていました。
そろそろ下弦の月かな?と思って、件の月齢のページを見たら、28日下弦とあります。
今夜、日付が変わってしばらくすると、下弦の月が昇るのです。
昨年のNコン中学の部の課題曲だった Superflyの「Gifts」を聴くたび、真夜中に下弦の月を見ているSuperflyさんを想像してしまうオオバなのでした。
月の出と入り、気になったら、上のサイトで調べてみてくださいね。