【お知らせ】西遠がテレビに出ます!

明日10日のテレビ朝日 「大下容子ワイド!スクランブル」 に、
西遠女子学園が登場します。
お昼の12時、ぜひチャンネルはテレビ朝日に!

現在、「大下容子ワイド!スクランブル」では、12時台に「戦争と核」についての特集を毎日組んでいます。今日は、長崎の原爆について、被爆3生の女子大学生中村さんの活躍や、映画「長崎の郵便配達」の紹介など、とても真面目な内容でした。
明日は、松岡修造さんのコーナーで、西遠女子学園も登場する予定です。 7月に松岡さんがご来校くださり、 本校の高校生の平和学習の様子を取材してくださいました。西遠生たちがどんなことを考え、どんなことを実践しようとしているのか、ぜひご覧ください。
  但し、ニュースなどで内容が変更されてしまう可能性がありますので、その際はご了解ください。

今日は、長崎原爆の日でした。11時2分、皆さんはどこにいらっしゃいましたか? 私は、家でこの時を迎えました。毎年、家にいれば、NHKの中継を見ながら、父と母と共に黙祷をするこの時刻。今年、父はいません。母と二人で平和祈念式典を見て、11時1分に私はカメラを持ち、玄関を出ました。「忘れないプロジェクト」に参加しようと、カメラを構えました。厳かなサイレンが鳴り渡り、最初に一枚空を撮り、目を閉じました。サイレンの終わりごろに足元のユリの花を撮影しました。サイレンが鳴り終わり、私も立ちあがると、今まで鳴いていなかったセミが飛んできて、松の木にとまりました、2羽のクロアゲハがひらひらと舞い始めました。もしかしたら、サイレンの間、彼らも平和の祈りに参加して動きを止めていたのではないかしら、とさえ感じました。

長崎市長による「平和宣言」は、 1956年の原水爆禁止世界大会での出来事に始まり、今年も、静かな怒りと鎮魂と平和への深い思いが感じられるものでした。中でも、核は「杞憂」ではなく「今ここにある危機」だという言葉が忘れられません。「平和宣言」の全文は、長崎市のホームページで読むことができます。

今年で式典への参加を終える被爆者合唱団「ひまわり」の歌、「平和への誓い」を読み上げる宮田隆さんの重い言葉、グテーレス事務総長の言葉を代読する中満泉さんの厳かな声、小学生の歌う「あの子」、純心女子高校の皆さんの「千羽鶴」の合唱…。式典の中継を最後まで見ながら、本当の平和を求める心が長崎に満ちているのを感じました。この長崎の願いが、世界のリーダーたちに届くことを心から願います。