本日10日のテレビ朝日「大下容子のワイド！スクランブル」12時台の松岡修造さんのコーナーにて、西遠女子学園の平和学習の模様が放送されました。
「ワイド！スクランブル」では、8月を迎え、「戦争と核」というシリーズを組んで毎日様々な角度から放送しています。今日は、ウクライナから日本に避難した少年の紹介、家庭でどうウクライナ問題を扱うべきかについて、そして学校では…という順で松岡さんの取材が紹介されました。この学校の取り組みというところで、西遠の授業が紹介されたのです。
松岡さんが来校してくださったのは、夏休みを翌週に控えた7月21日でした。高校1年星組で、インターアクト部の3名がウクライナへのロシア侵攻について調べたことをプレゼンする授業が行われ、松岡さんはそれを教室の後ろで熱心に聞いてくださいました。
3人はプレゼンするだけでなく、級友に意見を求めました。グループになって話し合いが行われます。テレビカメラとマイクが生徒たちの間に入りましたが、生徒たちは熱心に話し合っていました。教室の隅にいた私にも、その真剣さが伝わりました。
そして、松岡修造さんが教壇へ。次々に生徒に意見を求め、生徒たちも答えます。
松岡さんも、スタッフの皆さんも、今回のテーマを深く追求しようとしていらっしゃるのが分かりました。生徒たちも自分たちの言葉で戦争や平和について思うことを発言していました。
授業の後、プレゼンをした3人にも松岡さんがインタビューしてくださいました。
今回、西遠の平和学習への取り組みが、本校の戦争中の悲しい歴史と共に紹介していただけたことは、とても嬉しいことでした。毎年、戦争について考える学校であり、平和について学び続ける生徒たちであることを紹介していただき、生徒にとっても教員にとっても、やってきたことの大切さに気付く貴重なチャンスとなりました。生徒に対して松岡さんが「素晴らしい」と掛けてくださった言葉がとても心強かったですし、大下さんはじめ番組出演者の皆様が、生徒たちの取り組みに対して肯定的に言及してくださり、生徒の発言にも触れてくださったことも、大変嬉しく感じました。
放送後、メールやお電話をいただき、反響の大きさに感激しています。西遠はこれからも地道に、愚直に「平和」について自分たちのこととして学び続け、発信をしていきたいと思います。この輪が大きく広がることを願います。
松岡修造さんをはじめ、テレビ朝日「ワイド！スクランブル」の皆様、大変お世話になりまして、ありがとうございました。真摯な報道姿勢に感動致しました。「戦争と核」シリーズ、15日まで私も見続けたいと思います。
