3年ぶりの花火が上がる

8月14日は、わが地元の中野町にとって特別な日です。「中野町の花火」は、週末ではなく、毎年8月14日と決まっているからです。鹿島や袋井の花火に比べたら小規模ではありますが、地元にとっては、「中野町の花火が終わると夏が終わる」ぐらいの気持ちで迎える「夏の一大イベント」なのです。ちなみに「中野町煙火大会」は「浜松市地域遺産」に認定されています。

その一大イベントが、コロナウイルス感染拡大の影響で、2年間開催できませんでした。今年は3年ぶりの開催です。今月初めに届いたプログラムには、中野町の心意気、小さな町の熱い心をいっぱいに詰まっていて、重い重い一冊になっていました。

ページをめくると、地元のお店や自治会が出す「スターマイン」「大仕掛け」が並ぶ中、「祝誕生」 「曾孫誕生」 「祝1歳」から「祝米寿」「祝100歳」、そして「おばあちゃんありがとう」「天へ届け」と家族や知人を追悼する花火まで、様々な花火が打ち上げられることが分かります。中野町3年分の泣き笑いがこの一冊に詰まっているのです。我が家も父の追悼花火を一発上げることにしました。みんなで空を見上げようと思います。

2019年の花火です。

台風の影響でこの花火も開催が心配されましたが、「実施」の連絡が「中野町を考える会」ブログで発表されました。このブログ、毎年8月になると急に見る方が急増するブログです。今年も今週、急に3位に浮上しました。↓  みなさん花火情報が気になるんですね。

感染症対策も練られています。マスクの着用距離の確保のほか、会場では、アルコール禁止飲食中の会話や大声での会話を控えること路上や河川敷での食べ歩きや飲み歩きもやめてくださいとのことですので、マナーやルールを守って静かに花火をご覧くださいね。生徒の皆さんはご家族と一緒にお願いします。