中学2年生のグローバル体験 その3

中学2年生の「イングリッシュ・サマーキャンプ」の様子をお届けします。

8月10日から12日までの3日間、中学2年生は国内の大学に通う海外からの留学生の皆さんと共に様々なプログラムをこなしました。英語以外は使わない、失敗しても大丈夫、恥ずかしがらない、そして、だれ一人取り残さない、という4つのルールの下、勇気を出し、積極的に英語でコミュニケーションを図った生徒たちでした。頑張る生徒たちの横顔はとても凛々しかったです。

罰ゲームもなぜか全員参加で楽しそう!

最終日には、講堂のステージで、グループのプレゼンテーションやマイストーリーの代表者が発表を行いました。グループのプレゼンはオリジナルストーリーのドラマ仕立て。皆、恥ずかしがらないで、大きな声で英語劇を作り上げていました。小道具も飛び出して、工夫が随所に施されていました。

それぞれのグループでは、留学生のリーダーが生徒たちにアドバイスをしてくれました。心強いリーダーの皆さんでした。

クロージングセレモニーでは、それぞれのパートで頑張った生徒やグループが発表され、表彰が行われました。頑張った友人に大きな拍手がおくられました。

サプライズはダンス部のメンバーたち&先生、卒業生による「UFO」。

あっという間の3日間のプログラムが終わりました。出会えた幸せが大きい分、お別れは辛いものです。寄せ書きをプレゼントしたり、涙で挨拶を交わしたり…、講堂の客席では手作りのサヨナラセレモニーが続きました。

国を越え、言語や文化を超えて、一緒にプログラムを作り上げた3日間、生徒たちはかけがえのない時間を過ごしました。どんな力がついたのかは、まだまだ時間がたたなくては分からないところも多いでしょうが、うまく行ったことばかりが力になるのではなく、うまく表現できなかった悔しさや、意思の疎通が図れなかった辛さ、もっとこうすればよかったという後悔もまた、必ず生徒の未来に向けての「糧」になっているはずです。

関係者の皆様、ありがとうございました。