第113回創立記念式・記念コンサート

本日、岡本記念講堂にて、第113回創立記念式が行われました。

PTA会長様、同窓会長様、そしてPTAの常任理事・理事の皆様のご臨席を賜り、学園の創立記念日をお祝いすることができました。
110周年の年にPTAの皆様からご寄贈いただいたDVDで、学園の歴史と春夏秋冬を振り返りながら、あれから3年しかたっていないのに行事や活動がどんどん進化していることや、高校3年生がまだ3年前はあどけない表情だったこと、ご退職された先生方への懐かしさなど、今年も新たな気持ちで映像に見入りました。
学園の113年という歴史と伝統は、先人の苦難の上にあります。
西遠という大きな木の下で、楽しく安心して生活している私たちですが、木に何かをしてもらうだけではだめで、木に対して私たちが何かをしていかなくてはならない、というお話をさせていただきました。
ご来賓の仁地PTA会長様より、西遠の生徒として礼儀正しく生活してほしいというお話、学園を繁栄させていくための努力を学園に求めるというお話をいただきました。
また、二橋同窓会会長様からは、「創立讃歌」の作詞作曲者のお話をうかがうことができました。
中学生徒会長による創立者への花環の奉呈、
高校生徒会長による「誓いの言葉」、
いずれも生徒を代表し、堂々とした姿であり、決意を感じました。
岡本巌先生の築かれた礎の上に、「婦人の中に未来の人は眠れり」を支柱として、全校が力を合わせて歩みを進めていく時です。
先人への感謝の思いを胸に、さあ、一歩を踏み出しましょう。
ご来賓の皆様方、ご臨席ありがとうございました。

第2部の記念コンサート、今年は天方産業吹奏楽団の皆様によるステージでした。
10時の開演を前に、緞帳の向こう側から音合わせの管楽器の力強い音色が聞こえてきて、客席の生徒たちも幕の開くのが待ち遠しい様子でした。

「ナヴァルブルー」のエキサイティングな演奏で幕を開けたコンサート、白いブレザーがかっこいい楽団の皆さんの力強い演奏に、生徒たちは聞き入っていました。


音楽監督の天方啓二さんの指揮では、手拍子も起こって、会場は大いに盛り上がりました。

ポスターにあった「カノン Brass Rock」は、どんなアレンジなんだろう、ととても興味を持っていた曲です。
パッフェルベルのカノンが斬新にアレンジされ、とても楽しく聞き入りました。
先月、公演で演奏したオーケストラ部の生徒たちには、どんな気持ちでこの曲を聞いているのだろう・・・と、楽器の操れる人たちならではの思いを想像していました。
楽器ができるって素敵だなあ、と改めて思いました。

高校野球で流れてくるアルプススタンドからのおなじみのメロディーも、事前のリクエストにお答えくださり、2曲演奏してくださいました。
応援団の3人の方も大熱演、ありがとうございました!
高校野球が大好きな生徒もいますので、きっとこのコーナー、大喜びの生徒も少なくなかったのでは、と思います。
また、今まで興味のなかった生徒も、この春休みにNHKの野球中継で、応援のブラスの音に耳を傾けるかもしれませんね。

素晴らしい演奏をお聞かせくださった天方産業吹奏楽団の皆さん、本当にありがとうございました。
生徒代表から、音楽監督の天方さんに花束を贈呈。

司会の方からは4月23日のコンサートのお知らせもありました。
音楽の街はままつを支えてくださる天方産業吹奏楽団の皆様のこれからのご活躍を、皆で応援させていただきます!
皆様、ありがとうございました。
天方啓二音楽監督を囲んで。