中学生徒会主催の「音楽コンクール」先ほど無事に終わりました。
講堂に歌声が響き、生徒たちの真剣な表情を見ることができる行事です。
応援に駆けつけてくださったご家族の皆様、ありがとうございました。
お子さんのクラスの合唱はいかがでしたか?
では、写真で振り返りましょう。
オオバの席からの写真ですので、正面からのものはありません(きっと公式ブログで紹介してもらえるのでは、と思います)。
いつもこの場所から、生徒たちの表情や眼差しを見ています。
1年藤組「やさしい風」
2日前の練習の時から心を一つにしてだいぶ歌い込んだのでしょう、きれいに仕上がっていて、嬉しく思いました。
クラスの心が一つになれたのではないでしょうか。
1年菊組「やさしい風」
実によい表情で歌っている生徒が多かったです。
審査員の二橋先生が講評で「表情のあるクラスは上手なんです」とおっしゃいましたが、本当に引き込まれました。
優勝おめでとう!
2年藤組「遠い日の歌」
2年生になると、情熱を感じます。
指揮者のパワフルな指揮が、クラスメイトをしっかり束ねていて、クラスが一つになっているのを実感しました。
2年菊組「時の旅人」
歌い始める前に、指揮者が全員に口角を上げるようににこやかに指示をしていたのが印象的でした。
指揮者のもと、一つにまとまり、劇的に歌い上げていく様子に、数分間のドラマを見る思いでした。
歌い終わって泣きながら客席に戻ってきた姿が印象的でしたが、結果発表の時の歓声もまた凄まじかったです!
優勝おめでとう!
3年月組「大地讃頌」
さすが中学3年生は歌いこんでいます。
心が伝わってきます。
最後の息の合わせ方にも3年生ならではの団結力を感じました。
3年菊組「つる」
「鶴の恩返し」がテーマの歌です。
叙情豊かに歌い上げていました。
後半に向けてどんどん盛り上げていく歌い方は、下級生に大きな刺激を与えたのではないでしょうか。
3年藤組「春に」
今年の音楽コンクールの最後を飾るクラス。
「春に」は谷川俊太郎さんの詩が素晴らしく、私は聴く度に涙が出そうになります。
その詩をちゃんと理解して歌っているのが伝わってきました。
息が合っていて、終わるのがもったいないな、と思いました。
優勝おめでとう! 2年生よりももっと歓声がすごかったです!
中学音楽コンクールは、長い歴史を持っています。
私が中学生の時代も、このコンクールはクラスのいちばん大きなイベントでした。
1年生の時、2位でしたが、あまり感動しませんでした。
上級生の歓声と涙にびっくりしました。
2年生の時、歌い終わって感動し、優勝で名前を呼ばれて、クラス皆が「キャーッ!」と叫んで、同時に涙がこみ上げてきたのを覚えています。
3年生の時、指揮者として自分のクラスの歌声が小さかったのが悔しくて、もう一度やり直したい気持ちになったのも、今でも覚えています。
学年が上がるにつれて、深く深くなっていく行事、それが音楽コンクールです。
1年生も、2年生も、今年到達できなかったゾーンにまで、来年はぜひ到達してほしいなあ。
閉会式の最後、2階から「全員合唱」を撮りました。
「キセキ」を歌いながら、写真で練習を振り返りながら、どんなことを想ったのでしょう。
ふと2階を見ると、執行部が揃っていました。
縁の下の力持ちたちです。
階下の合唱の様子をどんな思いで見ていたでしょう。
ここまでの準備と運営、お疲れ様でした。