今日は、5日の卒業式に受験のため参列できなかった生徒2名の「卒業証書授与式」を校長室で行いました。
二人の卒業の瞬間をお祝いしようと、同級生たちもサプライズで駆けつけ、二人を感激させました。
創立者像の前で、卒業証書を手にした制服と、同級生の私服とが入り混じっています。
とても嬉しそうな、和やかな笑い声が校長室にも聞こえてきました。
やっぱり、西遠で育てた友情の絆は素敵ですね。
今、本館の西側には、たくさんの鉢植えの花が置かれています。
このお花、3月5日の卒業式で講堂のステージを飾った花たちです。
実は、この花たち、昨日の「絆コンサート」でも、舞台に彩りを添えてくれたのです。
次のこの花が舞台に飾られるのは、3月20日の終業式&中学修了式です。
一年間の節目の日も、だんだんと近づいています。
☆ ☆ ☆
今日は、東日本大震災から8年という日でした。
昨日のNHKスペシャルを見て、復興から取り残されてしまった方々の存在を知り、胸が締め付けられるばかりでした。
大きな地震の後の悲しみや苦しみが、決して簡単には払しょくできるものではないこと、一人一人の窮状が老いてゆくのに伴い非常に深刻化していること、年月が震災への関心を風化させてしまうことの怖さ・・・。
決して他人事ではなく、私たちは「復興」ということの中身をもっともっと大きく深くとらえていかなくてはいけないのだと、強く重く感じました。