昨日、帰宅した私を待っていた大きな包み。差出人のお名前に覚えがなく、 中身は「書籍・雑貨等」と書かれています。 娘や息子に問い合わせメッセージを送ったところ、「知らないよ」「怪しいね」「返送したら?」などと言われ…。本当に恐る恐る、その包みの隅っこを開けたのでした。すると、派手な柄のバッグらしきものが入っていて、他にも何か入っているようです(書籍…ですよね?) 。こわごわ包みを揺すってみると、ガサゴソと音がします。全部開ける勇気がなくて、中が見える程度に開けた最初の小さな穴から手を突っ込み、そうっとそのガサゴソするものを取り出しました。
あっ!
出てきたのは、一冊の絵本でした!
「かぞくです」
このタイトルを見て、思い出しました!
そうだ、以前、絵本を作りたいというクラウドファンディングをみつけ、「かぞくの多様性を伝える絵本を子どもたちに届けたい!」という呼びかけにポチっと支援のボタンを押したんだった!と。私としたことが、数か月前のことだったので、すっかり忘れておりました…。
大きなバッグを一緒に「返礼品」として注文したのは何故だったっけ…と、自分の出資したものをサイトをたどってみたところ…、
バッグは「マゴソスクール」製でした。あの早川千晶さんが運営する、ケニアのキベラスラムの学校です!【絵本1冊&マゴソスクールの作業所で作成された「旅行バッグ」】が私のリクエストした返礼品だったのです!
だんだん思い出しました。そうだ、早川千晶さんのTwitterを見て、このプロジェクトを知ったのだった、と。そして、アフリカの明るい柄のバッグがつく支援内容を選択したのでした。これ↓が、素敵な旅行バッグと絵本とお手紙です。
すずきまどか・ゆみさきなるみ・ジェニファー マーティン作 ほしのあきと絵「かぞくです」というこの絵本には、にじいろの鳥といろいろな家族が登場します。「家族」にも様々な形があり、いろいろな家族がいていいのだということを、にじいろの鳥が教えてくれます。LGBTQへの理解を促すこの一冊、あとがきのページには6組の家族が紹介されており、その1組が「早川千晶&マゴソファミリー」なのです。
忘れた頃のクラファン返礼品の到着に、家族を巻き込んで大騒ぎしてしまい、失礼いたしました。
お送りくださった弓崎様、「怪しい」…だなんて、大変失礼いたしました!ごめんなさい。
今、来日して全国を回り活動中の早川千晶さん、素敵な絵本と私を結び付けてくださって、ありがとうございました!またお会いしたいです!
「かぞくです」は、しばらく校長室に置きますので、もし興味のある人はぜひ読みに来てくださいね。 #絵本かぞくです
早川千晶さんについて知りたい人は、私のブログで「早川千晶」を検索してもらえればたくさん出てきますよ。西遠に2回講演会にいらしてくださった方です。さらに、いろいろ知りたい人は、早川さんのYouTubeをご覧くださいね。